5.0
雲と水に反映する風景が素晴らしい。
パステルタッチの風景が素晴らしいだけでなく、花の表現も独自のタッチで、素晴らしいと思いました。
雲の表現が特に好きです。
美術館を出ようとガラスの出口に目をやると、夕日に輝く雲、船
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横須賀に生まれた矢崎千代二(1872-1947)は、世界各地を旅し、速写性、携行性にすぐれたパステルによって、光のうつろう一瞬をとらえた風景画を描きました。
近年の研究成果を集約し、あらためて地域ゆかりの作家を紹介します。
会期 |
2018年11月17日(土)~2018年12月24日(月・振)
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会場 | 横須賀美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県横須賀市鴨居4-1 |
時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 12月3日(月) |
観覧料 | 一般 800円(640円) 高大生、65歳以上 600円(480円) |
TEL | 046-822-4000(横須賀市コールセンター) |
URL | https://www.yokosuka-moa.jp/ |
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パステルタッチの風景が素晴らしいだけでなく、花の表現も独自のタッチで、素晴らしいと思いました。
雲の表現が特に好きです。
美術館を出ようとガラスの出口に目をやると、夕日に輝く雲、船
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12月2日に横須賀美術館で開催中の「矢崎千代二展」を観て来ました。
曇り空で肌寒い朝一番に入館したのが良かったのか、人も疎らでゆったりと鑑賞出来ました。ここは自宅から1時間以内で行け、海が見える美術館として有名で、私のお気に入りの場所の一つなのです。
矢崎千代二については、昨年の目黒区美術館での「日本パステル畫事始め 武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に」を観るまでは知らない画家でしたが。それ以来、私のお気に入りの画家となり、今回も足を運んでみました。元々は油彩画から始めた人ですが、パステル画も手掛け、日本におけるパステル画の先駆者と言われるだけあり、自ら、パステルそのものまでも追求した人なのです。
今回の私の中でのベスト6の作品は、①「ヴェニス」、②「月光」、③「教鵡」、④「ロアン河の朝」、⑤「間埼三三一像」、⑥「浜」で、③以外はパステル画です。③は鵡に女性が言葉を教え込んでいる様がみてとれます。⑤は肖像画ですが、パステルで瞳と、虹彩に映る光と像を実に緻密に描いているのには驚きました。
そして、③と⑤以外は水面に関係する作品で、海、河川の水面の揺れと、上空の日差しや夕焼けによる反射する建物や山の状況を水面に映った逆さ描写に施していて、観る者に絶妙な臨場感を与えてくれています。言われなければ、これがパステルで描いたものとは分かりません。
展示作品は150点ありましたが、大半がパステル画で小さな作品が多く、鑑賞時間は80分でした。世界中を旅した様な気分となり、実に心落ち着く鑑賞が出来ました。
皆さんも是非、海の見える美術館へ足を運んでは如何でしょうか。
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