3.0
広島で観られる貴重な機会
ブリヂストン美術館休館中だからこそ借りられた貴重な絵画の数々。
初めて行ったんですが、入ってすぐがミュージアムショップになっていたので、ここが美術館?と一瞬戸惑いました。
会場は少し狭い。
モネやセザンヌ、ピカソも観ることができました。
多少混んでいましたが順番ではなく、あいている絵のところから見て行くと近くからゆっくり観られました。
ピカソは真面目なものと奇抜なものが両方あり、この絵を描く人がどうしてこうなった、と困惑しながら見くらべ。
モネのグラデーションは筆づかいまでしっかり見られます。
どの絵も印象深くてさすがに満足感が高い。
図録も買えばよかったと少し後悔しましたが、販売されているグッズの中で、個人的にメインだった「すわるジョルジェット嬢」の顔色補正が強すぎて萎えました。
確かに実物の絵を見た瞬間、「体だけじゃなく顔にも青色を使うって……」と感じましたが、画家が完成させた状態が最上だと思うので、ああまでベージュを強調されると実物との乖離が激しく。
普段なら気に入った絵の額絵は必ず買っていますが、それが理由で何も買いませんでした。