この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
1978年にアラスカに移り住み、20年近くにわたり極北紀行を重ねた星野道夫(1952-1996)。
大自然が見せる多様な姿をカメラで追い続けると同時に、言葉により思索を深めた星野が残した仕事は、今日まで多くの人々を魅了し、変遷する自然と文明の関係を問いかけ、現代に生きるとは何かを改めて考えさせます。
本展では、ありのままの自然の姿が写し取られた「マスターピース」から、過酷な環境下で脈々と続く「生命のつながり」、極北に暮らす人々の精神性が見出された「神話の世界」まで、星野の写真と言葉による物語の世界が展示空間に立ち現れます。
加えて、現地の取材で使用されたカメラやカヤック、貴重な記録映像や自筆原稿などの資料を展示し、星野が伝えたかった極北の世界へとみなさまを誘います。
◆星野道夫 作家略歴
1952年千葉県市川市生まれ。1976年慶應義塾大学経済学部卒業。動物写真の第一人者田中光常氏の助手を2年間務める。1978年米国・アラスカ大学野生動物管理学部入学。1986年アニマ賞受賞。1990年木村伊兵衛写真賞受賞。1996年ロシア・カムチャツカ半島での取材中ヒグマの事故により急逝。1999年日本写真協会賞特別賞受賞。1980年代より『National Geographic』や『アニマ』、『週刊朝日』など国内外の雑誌に写真や紀行文をアラスカより寄稿。さらに『イニュニック・生命』(1993年発表)、『旅をする木』(1994)、『森と氷河と鯨』(1996)など数々の書籍を上梓。没後も現在まで展覧会開催や書籍刊行が続いている。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年7月14日(土)~2018年9月30日(日)
2018年10月1日(月)より改修工事に伴い一時休館。次回の展覧会は、2019年4月からの開催予定。
|
---|---|
会場 | IZU PHOTO MUSEUM Google Map |
住所 | 静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
水曜日 8月15日(水)は開館 |
観覧料 | 大人 800円(700円) 高・大学生 400円(300円) 中学生以下無料
|
TEL | 055-989-8780 |
URL | http://www.izuphoto-museum.jp/ |
IZU PHOTO MUSEUMの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
静岡県で開催中の展覧会