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浮世絵の流れと歴史が人目でわかります
いわゆる江戸の浮世絵から明治大正の文明開化までの流れに沿って変遷が一目でわかります。
第1展示室も普段見慣れない作品も多く、色も鮮やかで楽しめましたがなんといっても第2点自室の安治や巴水、清親も素晴らしく、(特に安治はとても数も多く、美しい色が残っていました)見ごたえありです。
Ⅰ期からⅣ期まで見るとプレゼントもいただけるという特典もありますが、それがなくともぜひ全期みたい展覧会です!!
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今年開館20周年を迎える茅ヶ崎市美術館では、湘南地域ゆかりの美術家の作品を主に収集・展示していますが、活動を続けていくなかで収蔵作品の大半を版画作品が占めるようになりました。これらをテーマごとに紹介することで幕末から現代までの版画史を系統的にとらえることを試みます。
また、秋の企画展として、茅ヶ崎市美術館が立地する高砂緑地に別荘を所有していた実業家・原安三郎氏の旧蔵作品により、情緒あふれる瑞々しい木版花鳥画が欧米でも高く評価されている小原古邨の過去最大規模となる展覧会を開催、同展も含めた4本の展覧会により、「版の美」に焦点を当てた展示を行います。
その幕開けとなる「浮世絵・新版画-幕末~昭和」では、伝統木版※の系統にある作品を特集します。市内柳島の旧家・藤間家に伝わり、2017(平成29)年に茅ヶ崎市美術館に寄贈された、江戸末期から明治にかけての藤間家旧蔵浮世絵コレクションをはじめ、明治期に活躍した小林清親とその弟子・井上安治の風景版画、また伝統木版の手法をとりつつ、同時代の現役画家たちによる新作原画を用いて大正から昭和にかけて隆盛をみた「新版画」に携わった土屋光逸や川瀬巴水などの作品約130点を紹介します。
高度な職人技により生みだされた浮世絵版画とその優れた伝統に拠りながらも時代に即して誕生した木版画の新ジャンルである「新版画」。これらの伝統木版作品は現在もなお創られた時代の香気をはらみ、国内外を問わず多くの人々を魅了しています。
伝統木版作品を間近にご覧いただけるこの展覧会が、作品の魅力に触れる場となるとともに、絵師(画家)や彫師、摺師がそれぞれに板に込めた思いを感じとり、その卓越した技量を実見していただく機会となれば幸いです。
※伝統木版とは版元の注文に応じて絵師(画家)が原画を描き、その原画を彫師が版木に彫刻し、仕上がった版木を摺師が摺りあげるという手順で作られる木版画。
会期 | 2018年4月8日(日)~2018年5月13日(日) |
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会場 | 茅ヶ崎市美術館 Google Map |
展示室 | 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2 |
住所 | 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 ※4月30日(月・祝)は開館 5月1日(火)は休館 |
観覧料 | 一般 200円(150円) 大学生 100円(70円)
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TEL | 0467-88-1177 |
URL | http://www.chigasaki-museum.jp/exhi/2018-0408-0513/ |
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いわゆる江戸の浮世絵から明治大正の文明開化までの流れに沿って変遷が一目でわかります。
第1展示室も普段見慣れない作品も多く、色も鮮やかで楽しめましたがなんといっても第2点自室の安治や巴水、清親も素晴らしく、(特に安治はとても数も多く、美しい色が残っていました)見ごたえありです。
Ⅰ期からⅣ期まで見るとプレゼントもいただけるという特典もありますが、それがなくともぜひ全期みたい展覧会です!!
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