5.0
美術館の佇(たたず)まい、雰囲気が良い
初めて訪れ、美術館の建物に強い印象を受けました。池の前に佇む洋館は、時間の止まったような不思議な景観を作り出しており、キリコの絵画を連想しました。クルック展は描かれている人物のどんよりした表情が、内側に狂気をはらんでいるようにも見え、自分の好きな絵が多くありました。モノクロのキツネやフクロウの作品は、重厚で古典的な薫りがあり、こちらも気に入りました。
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ダリに次ぐ、諸橋近代美術館の主要コレクション、英国の現代芸術家パメーラ・ジューン・クルック(1945年~)。
彼女の作品は英国のプログレッシヴ・ロックバンド「キング・クリムゾン」のCDジャケットに数多く採用されています。
『作品の世界を鑑賞者に解放したい』と、額縁まで描くのが彼女の作品の特徴です。
新収蔵の動物シリーズ4点をはじめ、彼女の独創的な作品の数々をお楽しみください。
会期 |
2018年7月8日(日)〜2018年10月21日(日)
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会場 |
諸橋近代美術館
![]() |
住所 | 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23 |
時間 |
9:30〜17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 | |
観覧料 | 一般 1,300円(1,000円) 高校・大学生 500円(300円) 中学生以下 無料 ※( )内は団体20名以上 ※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と付添者(1名のみ)は無料 ※学生証を忘れた場合は一般料金となりますのでご了承下さい 団体お申し込み申請についてはこちら |
TEL | 0241-37-1088 |
URL | http://dali.jp/ |
割引券 | http://dali.jp/guide/ticket.php |
5.0
初めて訪れ、美術館の建物に強い印象を受けました。池の前に佇む洋館は、時間の止まったような不思議な景観を作り出しており、キリコの絵画を連想しました。クルック展は描かれている人物のどんよりした表情が、内側に狂気をはらんでいるようにも見え、自分の好きな絵が多くありました。モノクロのキツネやフクロウの作品は、重厚で古典的な薫りがあり、こちらも気に入りました。
3.0
大好きだったキングクリムゾンのアートワークをしている彼女の作品展。なんだか楽しくなるような作品、何かを訴えているいうな作品、フレームから飛び出す彼女の作品はどれも面白く、不思議な魅力に溢れていました。作品制作風景のビデオはとても興味深く、ゆっくり見たかったので周囲に椅子をたくさん並べて欲しかったです。
まだ鑑賞していない方にお勧めなのは9月16日。入場無料、クルック女史が来日講演、そして先着500名にフイッシュ&チップス無料配布!!近かったらまた行きたいイベント。
4.0
額縁の側面まで描かれているのが驚いた。正面からみた様相と、側面から見た様相がまた違っていた。
映画や絵を見る人(だれもこちらを見ていない)という構図が面白かった。
常設コレクションのダリもおすすめです。
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パメーラ・ジューン・クルック 左《レッドドア》右《グリーンドア》1995年 油彩、カンヴァス・木製フレーム 諸橋近代美術館蔵
©P.J.Crook 2017
パメーラ・ジューン・クルック《ふくろう》2016年 色を混ぜたジェッソ、カンヴァス・木製フレーム 諸橋近代美術館蔵
©P.J.Crook 2017
パメーラ・ジューン・クルック《ジャポニカ》2001~2003年 アクリル、カンヴァス・木製フレーム 諸橋近代美術館蔵
©P.J.Crook 2017