この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
京都市陶磁器試験場(1896-1919)は、陶磁業界の発展に寄与するため、釉薬をはじめとする技術的・デザイン的改良に取り組みました。
その釉薬研究の中心的存在が、同試験場の技師で後に陶芸家として活躍した、小森忍(1889-1962)でした。小森が在籍した期間(1911-1917)には、古今東西の釉薬研究がなされ、その成果は京都から全国へと広がり、また輸出向け制作のみならず、美術的な制作にも広く影響を及ぼしました。また、河井寛次郎、濱田庄司が小森の後進として在籍し、彼らも小森に多大な影響を受け、独自の道を模索しました。
やがて、小森は試験場を離れ、中国に渡り中国陶磁の研究に没頭し、帰国後は瀬戸や北海道の江別などを拠点に、華々しく制作活動を続けました。
本展では、堀田毅氏から、平成25年度に寄贈を受けた小森忍の貴重な作品を中心として、京都市陶磁器試験場時代の釉薬研究の試作品・参考品などをあわせて展示し、近代の陶磁器制作の動向を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年1月20日(土)~2018年3月21日(水・祝)
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会場 | 愛知県陶磁美術館 Google Map |
住所 | 愛知県瀬戸市南山口町234番地 |
時間 |
9:30~16:30
(最終入場時間 16:00)
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休館日 |
月曜日 ※ただし、2月12日(月・振休)は開館 2月13日(火)は休館 |
観覧料 | 一般 400円(320円) 高校・大学生300円(240円) 中学生以下無料
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TEL | 0561-84-7474 |
URL | https://www.pref.aichi.jp/touji/ |
愛知県陶磁美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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