野口久光 シネマ・グラフィックス

新潟市美術館

  • 開催期間:2018年1月10日(水)~2018年3月25日(日)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:3 件
野口久光 シネマ・グラフィックス 新潟市美術館-1
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野口久光 シネマ・グラフィックス 新潟市美術館-7
野口久光 『大人は判ってくれない』ポスター (日本公開1960年)
野口久光 『デューク・エリントン・オーケストラ』公演プログラム
野口久光 東和商事にて
野口久光 『美の祭典』ポスター (日本公開1940年)
野口久光 『モンパルナスの灯』ポスター (日本公開1958年)
野口久光 『禁じられた遊び』ポスター (日本公開1953年)
野口久光 『第三の男』ポスター (日本公開1952年)
野口久光 シネマ・グラフィックス 新潟市美術館-1
野口久光 シネマ・グラフィックス 新潟市美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

野口久光(のぐちひさみつ、宇都宮市生まれ、1909~1994)は、映画配給会社・東和商事(のちの東宝東和)で、およそ30年間に1,000点を超える映画ポスターを描きました。

野口の映画ポスターは、タイトルや俳優の名前まで全て手描きで、作品の雰囲気を豊かに表現した「一枚の絵画」としての魅力にあふれています。

『大人は判ってくれない』(1959)のフランソワ・トリュフォー監督は、野口による日本版のポスターに感激し、続編のなかに小道具として登場させました。世界最大級の映画博物館シネマテーク・フランセーズ(パリ)は、2014年に野口の回顧展を開き、その作品を多数収蔵しています。

野口は音楽・舞台の評論家としても知られ、デューク・エリントンはじめジャズの巨匠たちとの親交がありました。日米の音楽文化の橋渡しに努めた功績から、1983年にニューオリンズ名誉市民ともなっています。

本展では、野口久光の映画ポスターやその原画、名だたる映画スターやジャズプレーヤーのポートレート、デザインを手がけた本・雑誌・レコードジャケットなど、約400点に及ぶ作品・資料、戦前・戦後間もない頃の貴重な映像資料も展示します。

新潟地震(1964)の被災者のため、エリントンがチャリティ・コンサートを開き、新潟市国際親善名誉市民となった経緯を伝える写真や資料も展示する予定です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年1月10日(水)~2018年3月25日(日)
会場 新潟市美術館 Google Map
住所 新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9
時間 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
(※ただし、2月12日は開館)
2月13日(火)
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学・高校生 800円(600円)
中学生以下無料
  • ※( )は団体料金(団体は20名以上)
    ※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方および一部の介助者は無料(受付でご提示ください)

    [ジャズスト割!]
    第31回新潟ジャズストリートのチケット提示で、1月20日(土)は無料、それ以外の日は一般・大高とも200円引(本展会期中のみ有効)
    [ウインド割!]
    新潟市民映画館シネ・ウインドの会員証の提示で一般・大高とも200円引(本展会期中のみ有効)
    [リピーター割引!]
    本展観覧券の半券提示で2回目は一般・大高とも200円引
    ※割引の併用はできません
TEL025-223-1622
URLhttp://www.ncam.jp/

新潟市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

新潟市美術館 新潟市美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

想像以上の充実感とボリューム

Art Agenda様のチケットプレゼントに有り難くも当選し、知人と二人で行ってきました。
映画ポスターが主な展示ですが、当時の予告映像映写室や、野口久光氏が手がけた映画雑誌・ジャズレコードジャケットの展示など充実しています。ポスターの横には映画のあらすじや解説も記載されており、ゆっくり読んで行くと全部回るのにかなり時間を要しました。
「禁じられた遊び」「第三の男」など一部の作品は、現地ポスターと野口氏のポスターが比較できる様に展示されています。学芸員さんのお話によると、現地ポスターも大変希少だそうで必見です。
野口久光氏の描く絵は色彩センス・構図など大変お洒落で、とても楽しかったです。作品ごとに雰囲気の変わるハンドレタリングに魅入ってしまいました。
出口付近に展示されていたデューク・エリントンと新潟市にまつわるエピソードは、私自身新潟市民でありながら初めて知りました。とても胸を打たれたので、今度CDを聴いてみたいと思います。
素敵な出会いがたくさんあった展覧会でした。

5.0

色んな方が楽しめます!

数々のポスター、その他、レコードジャケット、肖像画……、全て合わせて「400点以上」もの作品が展示されていました。
1930年代~50年代の映画のポスターではあるものの、その時代を生きていない人にも、なんとなく「懐かしい」気持ちがし、楽しめます。観ていて全然飽きない!それどころか観入ってしまって時間を忘れてしまう程です。洋画が好きな人、音楽が好きな人、外国の歴史に興味がある人……、とにかく「色んな人が楽しめます」!1日居ても物足りない位です(笑)。是非ともおススメの展覧会です(⌒∇⌒)

THANKS!をクリックしたユーザー
Jongkindさん

5.0

見ごたえ満載!

さすがに災害本部が置かれるほどの今年の新潟。豪雪のせいかお陰か…この日は誰1人お客様のいない日でした。
これでもかこれでもかというほどの数々の作品。そして映画のワンシーンと共に書かれた映画解説。そして約20分の野口氏の作品の20本ほどの映画ダイジェスト放映が2ヶ所。女優、ジャズプレイヤーのデッサン画、野球の読売マガジン、シネマ旬報等の表紙、ジャズレコード盤等々、書き立てられないほどのバラエティ豊かな会場に帰ることを忘れるほどでした。沢山の映画を1度に沢山観たような感動もあり、逆に今この時代に新鮮でオシャレさを感じました。ジャズも好きなので名プレイヤーたちのCD、レコードジャケットにも見入りました。デューク・エリントンが新潟地震を縁に新潟市国際親善名誉市民とは知りませんでした。
充実して館内を出たときの駐車場の雪山に現実に戻され美術館をあとにしました。でも現実を忘れた時間に温かい気持ちでした。

THANKS!をクリックしたユーザー
Jongkindさん

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