この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
長きに渡り創作活動を続ける、神奈川県在住の嶋田しづと磯見輝夫。両作家が力強く追及してきた、独自の画境の変遷を辿るとともに、初期作品から新作まで、代表作を中心に約90点を一堂に展示します。
嶋田しづ(1923~)は、1958年に国費留学生として渡仏し、以後20年、パリを拠点に活動をしてきました。彼女は油彩で、淡い色彩の浮遊物が漂っているような、軽快で透明感のある空間を作り上げています。帰国後は逗子に住み、油彩、水彩、版画など様々なメディアに取り組んでいます。
磯見輝夫(1941~)は、杉板を版木として用い、横に並べ継いで大型版画を制作しています。板と板との継ぎ目や、板目の違いによる刷りムラも取り込んだ、独自の力強い画風を確立しています。近年は重厚かつ繊細に、海面や地面に現れる様々な事象の変化を、版にとどめています。
まるで、空気中に漂うさまざまな色と形を呼び集め、それを画面に定着させたかのような独自の画境をひらいた嶋田しづ。伝統的な木版の技法で、現代的な版画に挑戦し続ける磯見輝夫。個性の異なる二人の作品を一堂に展示することにより、新鮮な体験を味わっていただけます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年2月6日(土)~2016年4月10日(日) |
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会場 | 横須賀美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県横須賀市鴨居4-1 |
時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 3月7日(月)、4月4日(月) |
観覧料 | 一般 900円(720円) 高大・65歳以上 700円(560円) 中学生以下 無料
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TEL | 046-845-1211 |
URL | https://www.yokosuka-moa.jp/ |
横須賀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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