この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
モーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958)は、ゴッホを敬愛したフォーヴィスム(野獣派)の画家です。初期の鮮烈な色遣いの作風から、セザンヌ的な描き方へ向かった時期を経て、独自の画風を確立していきました。
晩年に向かい、ヴラマンクは大都市や文明から離れた静かな生活を求め、田舎に居を移しました。第一次世界大戦以降、彼の作品はパリ時代の色鮮やかさから一転して、茶色や白色を基調としたものとなって行きます。そして、スピード感を増したタッチで描かれたのは、ヴラマンク自身の周りに広がる田舎の風景や、彼の妻が活けた花々でした。
また、文筆家でもあったヴラマンクは、当時、彼自身が感じた想いや、芸術についての考察を書き残しています。こうしたヴラマンク自身の言葉とともに、今回はフォーヴ期を超えて確立された、風景画、静物画に焦点を当てます。荒々しく、寒々しい光景でありながらも胸を打つ作品群をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年11月3日(金・祝)~2017年12月24日(日)
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会場 | ひろしま美術館 Google Map |
住所 | 広島県広島市中区基町3-2(中央公園内) |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 高大生 1,000円(800円) 小中生 600円(400円)
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TEL | 082-223-2530 |
URL | https://www.hiroshima-museum.jp/ |
ひろしま美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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