この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
近年、めざましい経済発展とともに、国際的な注目を集める東南アジアの現代美術。その歩みは、晴れていながら雨が降るサンシャワー(天気雨)のように、発展と困難が背中合わせでした。
植民地支配と独立、独裁政権と民主化、経済発展と格差のなかで、ダイナミックに変化してきた東南アジア10ヵ国の1980年代から現在までの美術が、約29組・約80点の作品から「情熱と革命」「さまざまなアイデンティティー」「歴史との対話」など9つの視点で掘り下げて紹介されます。
本展は、東京の国立新美術館と森美術館、国際交流基金アジアセンターが共同で開催している展覧会(7/5~10/23)を部分的に巡回するものです。福岡では、巡回作品に加えて、福岡アジア美術館の所蔵作品や出品作家が90年代に福岡で展開したパフォーマンスの記録映像や展示のアーカイブがあわせて展示され、福岡ならではの、東南アジアと福岡の美術交流の軌跡が紹介されます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年11月3日(金・祝)〜2017年12月25日(月)
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会場 |
福岡アジア美術館
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住所 | 福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階 |
時間 |
9:30〜18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
水曜日 ・水曜が休日の場合はその翌平日 ・年末年始(12月26日~1月1日) |
観覧料 | 一般 800円(600円) 高大生 500円 (300円) 中学生以下 無料
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TEL | 092-263-1100 |
URL | http://faam.city.fukuoka.lg.jp/home.html |
福岡アジア美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

リー・ウェン [シンガポール]《奇妙な果実》2003年、作家蔵
Lee Wen [Singapore] Strange Fruit 2003, Collection of the artist

リュウ・クンユウ[シンガポール] 《そびえ立つ街(「私の国への提案」シリーズより)》2009年、作家蔵
Liew Kung Yu [Singapore] Bandar Sri Tiang Kolom (from the series Cadangan-Cadangan Untuk Negaraku) / City of Towering Columns (from the series Proposals for My Country)
2009, Collection of the artist

FX ハルソノ[インドネシア]《遺骨の墓地のモニュメント》2011年、作家蔵
FX Harsono [Indonesia] Monumen Bong Belung (Bone Cemetery Monument) 2011, Collection of the artist

フェリックス・バコロール《荒れそうな空模様》2009/2017年、作家蔵
展示風景:「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」森美術館、東京、2017
Photo: Kioku Keizo
Photo courtesy: Mori Art Museum, Tokyo

スーザン・ビクター《ヴェール―異端者のように見る》2017年、作家蔵
Suzann Victor Veil--See Like a Heretic, 2017, Collection of the artist
展示風景:「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」国立新美術館、東京、2017
Photo: Ueno Norihiro
Photo courtesy: The National Art Center, Tokyo