4.0
良かった
展示作品数 ★★★★☆
展示構成 ★★★★☆
目玉作品 ★★★★☆
キャプション ★★☆☆☆
宣伝素材 ★★★☆☆
入場者数 空★★☆☆☆混 = 快適
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石内都(いしうちみやこ 1947年生まれ)は、2014年にアジア人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、現在、国際的に最も高く評価される写真家のひとりです。
多摩美術大学で織りを学んだ石内は、1975年より独学で写真を始め、思春期を過ごした街・横須賀や、日本各地の旧赤線跡地の建物などを撮影した粒子の粗いモノクローム写真で一躍注目を集めました。
80年代以降は、目に見えない時間の在処としての身体に関心を寄せ、同い歳の女性の手足を接写した「1・9・4・7」や傷跡を写した「Scars」など数多くのシリーズを発表。こうした実績が評価され、2005年には下着や口紅など、母親の遺品を撮影した「Mother’s」でヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選ばれました。
近年は、広島平和記念資料館に寄贈されたワンピース、制服、眼鏡など、被爆者の遺品を被写体とする「ひろしま」や、メキシコの画家フリーダ・カーロの遺品の撮影などに取り組み、その活動は多くの注目を集めています。
2017年は、石内が個展「絶唱、横須賀ストーリー」で写真家としての実質的なデビューを果たしてから40年を迎える年にあたります。本展は、この節目の年に、石内自らが「肌理(きめ)」というキーワードを掲げ、初期から未発表作にいたる約200点を展示構成するものです。
住人のいなくなったアパート、身体の傷跡、日本の近代化を支えた大正・昭和の女性たちが愛用した絹織物、亡き母や被爆者らの遺品の写真をとおして、存在と不在、人間の記憶と時間の痕跡を一貫して表現し続ける石内の世界を紹介します。
会期 |
2017年12月9日(土)~2018年3月4日(日)
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会場 | 横浜美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1 |
時間 |
10:00~18:00
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休館日 |
木曜日 ※ただし、2018年3月1日を除く 年末年始 2017年12月28日(木)-2018年1月4日(木) |
観覧料 | 一般 1,500円(前売1,300円/団体1,400円) 大学・高校生 900円(前売700円/団体800円) 中学生 600円(前売400円/団体500円) 小学生以下無料 65歳以上 1,400円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
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TEL | 045-221-0300 |
URL | http://yokohama.art.museum/special/2017/ishiuchimiyako/ |
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