この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本洋画壇の先覚者として知られる浅井忠(あさい ちゅう 1856-1907)。彼は2年余りのフランス滞在ののち、京都高等工芸学校(京都工芸繊維大学の前身のひとつ)に招かれて拠点を京都に移しました。
明治35年(1902)からこの世を去る40年まで、その京都生活は6年間という短さながら、古都に根ざした新旧の文化に親しみつつ、この地の美術工芸に新たな息吹をもたらしました。
浅井は京都高等工芸学校で図案を指導するかたわら、私的には聖護院洋画研究所、関西美術院と続く洋画家養成機関の中心となって関西洋画壇の発展に尽力しました。
また遊陶園と京漆園など陶芸家や漆芸家と図案家を結ぶ団体を設立、自らもアール・ヌーヴォーを思わせる斬新なデザインで京都工芸界に新風を巻き起こします。
本展は、京都工芸繊維大学に遺された彼の多彩な足跡をたどります。あわせて浅井、鹿子木孟郎ら洋画家を支援し作品を愛でた住友家ゆかりの品々も展示、近代関西の美術工芸、美術教育、生活文化に浅井忠が何をもたらしたのか再考します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年9月9日(土)~2017年10月13日(金)
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会場 | 泉屋博古館東京 Google Map |
住所 | 東京都港区六本木1丁目5番地1号 |
時間 |
11:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 ※9/18・10/9は開館 9/19(火)、10/10(火) |
観覧料 | 一般 800円(640円) 高大生 600円(480円) 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/ |
泉屋博古館東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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