この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
昭和22年(1947)年5月15日に開館した本間美術館は、今年で開館70周年を迎えました。
本間美術館には、絵画、書、茶道具や漆器などの工芸品、古文書、浮世絵など多岐にわたる幅広いジャンルのコレクションが収蔵されていますが、とりわけ、江戸時代の絵画には質の高い作品が多くそろっており、本間美術館を代表するコレクションの一つとなっています。
本展は、開館70周年を記念し、17世紀初頭から19世紀後半に至る約260年間の江戸時代の絵画史の大きな流れを、当館が所蔵する江戸絵画の名品とともに、郷土に伝わった優品の数々でご紹介する特別展です。
太平の世となった江戸時代は、多くの個性的な画家が登場し多彩な絵画が生み出された、まさに百花繚乱ともいうべき様相を呈した時代です。
江戸時代前期は、瀟洒淡麗と呼ばれる新様式を確立し、粉本主義を基礎とした狩野派を中心に、やまと絵の伝統を継承する土佐派、新しい装飾美を展開した琳派などが活躍しました。
江戸時代中期は、上方の民間画壇が成熟し、中国やオランダからもたらされた絵画や画譜、遠近法や陰影法といった西洋画の技法の影響を受けた、円山・四条派や文人画(南画)などの特徴ある流派や個性的な画家が登場しました。
そして江戸時代後期は、江戸の民間画壇が活性化して、文人画や洋風画などが独自の展開を果たしていきました。
本展では、狩野探幽、尾形光琳、池大雅、与謝蕪村、円山応挙、近年注目を集める伊藤若冲や曾我蕭白ら奇想の画家の多彩な作品を通して、江戸絵画の魅力をご堪能いただきます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年7月28日(金)~2017年9月5日(火)
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会場 | 本間美術館 Google Map |
住所 | 山形県酒田市御成町7-7 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
不定休 |
観覧料 | 一般 900円(810円) 高・大学生 400円(350円) 小・中学生 無料
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TEL | 0234-24-4311 |
URL | http://www.homma-museum.or.jp/ |
本間美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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