この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展の主役となる龍馬は、天保6年(1835)に土佐藩の郷士・坂本家の二男として誕生。青年時代は剣術修行に励み、嘉永6年(1853)4月には江戸の北辰一刀流千葉定吉の道場に入門しています。その2ヶ月後、アメリカ東インド艦隊の司令長官ペリーが軍艦4隻を率いて日本へ来航。龍馬の視野は世界へと広がっていきます。
龍馬は文久2年(1862)に土佐藩を脱藩し、勝海舟の門人となりました。そこで航海術を学び、海運・貿易の商社である「海援隊」(前身は亀山社中)を組織しています。また、海運に従事しつつ、対立していた薩摩藩と長州藩の間を仲介し、薩長盟約を実現しました。さらに大政奉還にも尽力しています。しかし、慶応3年(1867)に京都で暗殺され、33歳の生涯に幕を閉じました。
本展は、高知県立坂本龍馬記念館の所蔵品を中心にして、龍馬の事績をご紹介するもので、岡山・熊本・東京・広島と4会場を巡回します。熊本会場では、龍馬が訪れたことがある、熊本藩の儒者・横井小楠についてスポットをあて、新出書簡を中心にしながら幕末の肥後について特集します。龍馬と小楠が生きた幕末は、社会が大きく転換していく、いわば激動の時代でした。時代のうねりの中で、国事に奔走した2人の足跡を辿ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年4月8日(土)~2017年5月14日(日)
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会場 | 熊本県立美術館 Google Map |
住所 | 熊本県熊本市中央区二の丸2番 |
時間 | 9:30~17:15 (最終入場時間 16:45) |
休館日 |
月曜日 ※4月10日、4月24日、5月8日 ※4月17日(月)は「障がいのある方々の鑑賞デー」として開館 ※4月29日(土)~5月7日(日)は連続開館 |
観覧料 | 一般 800円(600円) 大学生 600円(400円)
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TEL | 096-352-2111 |
URL | https://www.pref.kumamoto.jp/site/museum/ |
熊本県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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