この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
戦後まもない昭和22年(1947)に開館した本間美術館は、今年で開館70周年を迎えました。本間美術館には、本間家や篤志家からの寄贈、美術館活動のなかで収集された、絵画や書、茶道具や漆器などの工芸品、古文書、浮世絵など、多岐にわたる幅広いジャンルと時代のコレクションが収蔵されています。
本展は開館70周年を記念し、現在の8代目館長・田中章夫の審美眼によって選ばれた優品をご紹介する特別展です。本間美術館で40年近く学芸員を務めた田中館長は、日本と中国の古画に精通し日本文学にも詳しく、今も現場で活躍しています。また、これまでに多くの作家や篤志家と交流し、寄贈や収集に立ち会ってきました。今回選ばれた作品は、そんな館長の知識と経験から見出された深い魅力と唯一無二の価値をもっています。
現在は東京国立博物館に寄託しており、10年ぶりに里帰りする重要文化財《蒔絵二重短刀箱》をはじめ、県指定文化財《葡萄栗鼠蒔絵刀筒》・小野道風《絹地切》や、刀剣博物館から数10年ぶりに里帰りする市指定文化財《太刀 銘月山作》は必見です。
この展覧会を通して、本間美術館の70年のあゆみを振り返るとともに、館長が選ぶ珠玉のコレクションをご堪能ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年4月9日(日)~2017年5月23日(火)
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会場 |
本間美術館
![]() |
住所 | 山形県酒田市御成町7-7 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 900円(810円) 高・大学生 400円(350円) 小・中学生 無料
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TEL | 0234-24-4311 |
URL | http://www.homma-museum.or.jp/ |
本間美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

ボリサリノの女 棟方志功(木版・手彩色) 昭和35年(1960)

山形県指定文化財 玉志亭唱和懐紙 松尾芭蕉筆 元禄2年(1689)

山形県指定文化財 絹地切 小野道風筆 平安時代(10世紀)

山形県指定文化財 葡萄栗鼠蒔絵刀筒 桃山~江戸時代初期(16世紀後半~17世紀前半)

山形県指定文化財 鼬図 円山応挙筆 明和7年~安永元年(1770~72)頃

酒田市指定文化財 太刀 銘月山作 室町時代初期(15世紀)

重要文化財 蒔絵二重短刀箱 桃山時代(16世紀後半)