この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
河鍋暁斎(かわなべきょうさい、1831-1889)は、幕末から明治へと時代が大きく揺れ動いた時代を生きた絵師です。その観察力、表現力、筆の確かさと、日本美術史を一人で集大成したかのような幅広い画業で、近年再評価が高まっています。
幕末維新期という時代は、狩野派絵師として生きることは難しく、注文があれば仏画から戯画まで何でもこなした暁斎ですが、自ら「画鬼」と号するほどに画業に打ち込み、伝統的な土佐・住吉派、円山四条派、琳派、文人画、中国画、西洋人体図など、学べるもの全てを自らの画業の糧としました。
そうして描かれた作品によって暁斎は、当時来日した外国人の間で「北斎の再来」とささやかれ、また実際に暁斎門下にはいった英国人建築家ジョサイア・コンドルに至っては暁斎を、「ダ・ヴィンチにも匹敵する画家である」と絶賛しています。 暁斎はまさしく、「世界が認めた絵師」でした。
本展は、及川茂日本女子大学名誉教授を監修にむかえて、個人としては世界屈指の暁斎コレクションで知られるイギリスのコレクター、イスラエル・ゴールドマン氏の所蔵作品より、本画、版画、版本など戯画を中心とする約160点を通して、河鍋暁斎の躍動する作品世界に迫ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年4月22日(土)~2017年6月4日(日)
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会場 | 高知県立美術館 Google Map |
住所 | 高知県高知市高須353-2 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
年末年始 |
観覧料 | 一般前売 880円 一般当日 1,100円(880円) 大学生当日 800円(640円) 高校生以下無料
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TEL | 088-866-8000 |
URL | http://moak.jp/ |
高知県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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