この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
『怪談』に代表される幻想的な作品を生み出した作家、小泉八雲。彼は、日本を「小さな妖精の国」や「神々の国」と表現し、異邦人としてその文化を見つめ続けました。そんな八雲の作品には、怪異譚(かいいたん)や民間信仰、自然観に基づくものが少なくありません。それは、八雲がフォークロリスト(民俗学者)としての視点も持ち合わせていたためです。八雲は、日本人の目に見えないものへの祈りや自然を敬う心を感じとり、表現しました。
本展では、八雲が、自身の目と耳をとおして触れた日本の民俗・文化の魅力やその豊かさを、数々の作品から読み解きます。
◆ 小泉八雲について
パトリック・ラフカディオ・ハーン(Patrick Lafcadio Hearn)は1850年、ギリシャ西部のレフカダ島で生まれました。19歳で単身渡米、シンシナティ、ニューオリンズで新聞記者として活躍したのち、マルティニーク(西インド諸島)で2年を過ごします。明治23年(1890)に来日し、横浜で日本の魅力に触れ、長期滞在を決意します。知人の紹介により松江で英語教師の職を得たハーンは、伴侶となるセツと出会います。その後、熊本、神戸と居を移し、明治29年(1896)に帰化(国籍法以前)、日本名を「小泉八雲」としました。そして東京に移り、セツの支えも得ながらさまざまな再話文学を生み出しました。明治37年(1904)4月2日、『怪談』を出版するも、9月26日に自宅にて心臓発作によりこの世を去りました。54歳でした。
※名前表記について、基本的に帰化以前の時期については「ラフカディオ・ハーン」、帰化以降は「小泉八雲」とします。
※再話文学:伝説、民話などを原典のままではなく、現代的に再構築し表現する文学。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月11日(土)~2026年6月8日(月) |
|---|---|
| 会場 |
大阪歴史博物館
|
| 展示室 | 6階 特別展示室 |
| 住所 | 大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32 |
| 時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
| 休館日 |
火曜日 ※ただし、5月5日(火・祝)は開館 |
| 観覧料 | 大人 1,600円(1,400円) 高大生 1,000円(800円)
|
| TEL | 06-6946-5728 |
| URL | https://www.osakamushis.jp |
大阪歴史博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
神戸時代の小泉八雲 大阪歴史博物館保管
『ゴンボ・ゼーブ』明治18年(1885) 松江市立中央図書館蔵
『怪談』明治37年(1904) 松江市立中央図書館蔵
『小泉八雲秘稿画本 妖魔詩話』雪女(部分) 昭和9年(1934)
島根県立古代出雲歴史博物館蔵(展示期間:4月11日~5月11日)
『小泉八雲秘稿画本 妖魔詩話』船幽霊(部分) 昭和9年(1934)
島根県立古代出雲歴史博物館蔵(展示期間:5月13日~6月8日
ヘルン像(右横顔) 小泉清筆 昭和25年(1950) 小泉八雲記念館蔵