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スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー

大阪中之島美術館

  • 開催期間:2026年7月4日(土)~2026年9月27日(日)
  • クリップ数:35 件
  • 感想・評価:2 件
スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 大阪中之島美術館-1
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カール・ヴァルザー 《人形の乳母車と少女》 1905年以前 新ビール美術館
カール・ヴァルザー 《森》 1902-1903年 新ビール美術館
カール・ヴァルザー 《隠者》 1907年 チューリヒ美術館(H. E. マイエンフィッシュ博士コレクション、1946年収集)
カール・ヴァルザー 《婦人の肖像》 1902年 ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)
カール・ヴァルザー 《バルコニーに立つ女性》 1902年 ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)
カール・ヴァルザー 《祇園祭、京都・八坂神社》 1908年 新ビール美術館
カール・ヴァルザー 《歌舞伎の一場面(『壇浦兜軍記』より「阿古屋琴責」)》 1908年  ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)
カール・ヴァルザー 《ローベルト・ヴァルザー著『詩集』挿絵のためのエッチング「少年の愛」》 1909年頃 スイス国立図書館
カール・ヴァルザー 《ゲオルク・ビューヒナー著『レオンスとレーナ』挿絵のためのリトグラフ:第3幕、第3場、ペーター王、宴会の式場係、ヴァレーリオ、レオンス王子、女家庭教師》 1910年 スイス国立図書館
カール・ヴァルザー 《ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲『フィガロの結婚』衣装デザイン:変装する小姓》 1911年 新ビール美術館
カール・ヴァルザー《ジャック・オッフェンバック作曲『ホフマン物語』衣装デザイン:ジュリエッタの幕、仮面パーティー》 1911年 新ビール美術館
カール・ヴァルザー 《ゲルハルト・ハウプトマン作『グリゼルダ』舞台美術のための下絵:第1幕、第2場、ガレリア》 1909年 ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)
カール・ヴァルザー 《歌舞伎の女形[阿古屋](《歌舞伎の一場面》のための習作)》 1908年 ベルン美術館(友の会) © Kunstmuseum Bern
カール・ヴァルザー 《入り江、日本》 1908年 新ビール美術館
カール・ヴァルザー 《花火》 1908年 個人蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

カール・ヴァルザーは、20世紀前半に活躍したスイスの美術家です。20歳代からの約四半世紀をドイツの首都ベルリンで過ごし、象徴主義や印象主義など新しい芸術潮流に触れながら、優美な線や色彩に深い意味を潜ませた、独自の画風を築きました。画家として、当時最先端の美術団体であったベルリン分離派の中枢を担う一方で、新進気鋭の演出家マックス・ラインハルトと協働するなど、舞台美術家としても活躍。書籍の挿絵や室内装飾、壁画も手がけました。1908年(明治41)には日本へ旅行し、京都の宮津をはじめ各地に滞在。歌舞伎や祭など、明治期の日本の風俗や風景を生き生きと描いています。生前の人気にもかかわらず長らく歴史の闇に埋もれていたヴァルザーは、祖国スイスでも近年に再評価が始まったばかりです。本展は日本初の回顧展であり、出品作すべてが日本初公開です。スイス絵画の異才、ヴァルザーの創作の軌跡を、絵画や素描など約150点の作品でご覧ください。

◆ カール・ヴァルザー(1877-1943)
スイスのベルン近郊の町ビール(ビエンヌ)に生まれる。1899年にベルリンに移住。1903年にベルリン分離派に加わり、審査員も務める。舞台美術家としても人気を集め、主にベルリンで舞台装置や衣装をデザインし、その仕事は生涯で28件に及んだ。挿絵画家・装幀家として出版界でも活躍し、室内装飾も手がけた。1908年に小説家ベルンハルト・ケラーマンとともに日本を旅行し、ケラーマンによる旅行記に挿絵を描いた。1925年に活動拠点をチューリヒに移してからは、主に壁画や室内装飾で評価を高めた。一歳下の弟ローベルト・ヴァルザー(1878-1956)は著名な文筆家。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年7月4日(土)~2026年9月27日(日)
会場 大阪中之島美術館 Google Map
展示室4階展示室
住所 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、7月21日(火)
※7月20日(月・祝)、8月10日(月)、8月24日(月)、8月31日(月)、9月7日(月)、9月14日(月)、
9月21日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,800円(団体 1,600円)
高大生 1,300円(団体 1,100円)
小中生 500円(団体 300円)
  • ※2026年5月15日(金)10:00から販売開始予定
    ※本展は日時指定制ではありません
    ※団体料金は20名以上。団体鑑賞を希望の場合は事前に大阪中之島美術館公式サイトから申込みください
    ※学校団体の場合は来場の4週間前までに大阪中之島美術館公式サイト「学校団体見学のご案内」から申込みください
    ※障がい者手帳(身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳)をお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)。来館当日、2階のチケットカウンターにて購入してください(事前予約不要)
    ※一般以外の料金でご利用になる方は証明できるものを当日に要提示
    ※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です
    ※災害などにより臨時で休館となる場合があります
TEL06-4301-7285 大阪市総合コールセンター(なにわコール)
※受付時間8:00~21:00(年中無休)
URLhttps://nakka-art.jp/exhibition-post/karlwalser-2026/

大阪中之島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

カール・ヴァルザーの彫琢

 館内の垂れ幕は大阪中之島美術館名物になっているんだけど、今回もそれがおしゃれだった。水色の地にうすベージュ色で文字が書いてある。国立国際美術館コレクション展で見た、エミリー・カーメ・ウングワレー「私の故郷」を思い出した。  カール・ヴァルザーの絵は厚紙に描かれているからか、全体の色調が暗く平面的。板みたいに見える。そこに細い線で細かく描き込んであるのが独特。「人形の乳母車と少女」では、白い雪景色のなか木々の枝が黒く細かく描いてある。細い枝々が目立って装飾的だった。「森」の木々も葉がびっしりと描き込まれている。そうやって全体的に細かい描き込みがされているので、絵の焦点が掴みにくい。そこが画面に光が溢れて、画家が見た視点で風景が描かれている印象派と違うなぁと思った。  そして、そういった細かい描き込みと暗い色調が日本を描くのにぴったりだったのではないかと思う。祇園祭や歌舞伎を描くのに、夜や舞台の暗さ、闇の中のぼんやりとした光、山鉾の様子や舞台の造作の描き込みなど彼の絵の特徴が活きていた。  その細かい描き込みでお庭の松の葉もびっしりと描き込んで欲しかったんだけど、日本を描いた作品は風景を… Read More

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REPORT

大阪中之島美術館「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー」展

17歳当時の作品、弟を描いたデッサンから始まる。
まさに栴檀は双葉より芳し。
序盤はスケッチとかデッサンを含む小品で揃えてある。
人物画、静物、風景画…鉛筆、水彩、パステル、シルクスクリーンと、「弘法は筆を選ばず」状態で多種多様…readmore

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カール・ヴァルザー 《人形の乳母車と少女》 1905年以前 新ビール美術館

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カール・ヴァルザー 《バルコニーに立つ女性》 1902年 ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)

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カール・ヴァルザー 《歌舞伎の一場面(『壇浦兜軍記』より「阿古屋琴責」)》 1908年  ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)

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カール・ヴァルザー 《ゲオルク・ビューヒナー著『レオンスとレーナ』挿絵のためのリトグラフ:第3幕、第3場、ペーター王、宴会の式場係、ヴァレーリオ、レオンス王子、女家庭教師》 1910年 スイス国立図書館

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