この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展では、富山市ガラス美術館が所蔵する約600点の作品の中から、21名の作家により制作された作品約50点に焦点を当て、それぞれの作品に表された「生=Lives」を紹介します。
Life(ライフ)やlive(リブ)という言葉には、「命」「生き物」「生活」「動き」など、様々な意味を含んでいます。それらは、今を生きる私たちの存在や状態を示す言葉であると同時に、古くから多くの芸術家たちが取り組んできた大きなテーマと言えます。また、2025年で美術館は開館から10年を迎えます。この10年という長くも短い時間の間、私たちは穏やかな日常を過ごす一方で、感染症の世界的流行や、地震をはじめとする大規模災害の発生、戦争の勃発などに遭遇しました。われわれを取り巻く環境や情勢は急速に変化を見せ、今この時も「生」の在り方や大切さについて問うような出来事や転機に直面し続けています。本展の出品作品に見る「生」の表現や、繊細でありながらも力強い造形、感情や記憶を揺さぶるような視覚的・聴覚的な体験を通して、改めて自分自身や身近な事物へと目を向け、揺れ動く時勢の中でどのように生き、歩んでゆくのかを、ともに見つめ、分かち合う機会となれば幸いです。
◆ 出品作家21名(予定、記載はアルファベット順)
ケイト・ベイカー、ハワード・ベン・トレ、アエサ・ビョルク、シゲフジシロ、藤田喬平、言上真舟、ダフナ・カフマン、マルタ・クロノフスカ、小曽川瑠那、スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァー、ハーヴェイ・K・リトルトン、マリア・ルゴッシー、アレナ・マチェイカ、ハビエル・ペレス、カースティ・レイ、佐々木類、イヴァナ・シュラームコヴァー、リノ・タリアピエトラ、髙橋禎彦、ダリア・トルスカイトゥ、アン・ヴォルフ、アレナ・マチェイカ
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年7月18日(金)~2025年10月13日(月・祝) |
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会場 |
富山市ガラス美術館
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展示室 | 2・3階 展示室1-3 |
住所 | 富山県富山市西町5-1 TOYAMAキラリ内 |
時間 |
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休館日 |
第1・3水曜日、9月10日(水) ※9月3日は開館 |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 大学生 1,000円(800円)
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TEL | 076-461-3100 |
URL | https://toyama-glass-art-museum.jp/ |
富山市ガラス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

ハーヴェイ・K・リトルトン《黄色の冠Ⅱ》1984年 撮影:斎城卓

スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァー《傾き》2000年 撮影:斎城卓

ケイト・ベイカー《Within Matter #7》2020年 撮影:末正真礼生

佐々木類《植物の記憶/Subtle Intimacy》2019年 撮影:岡村喜知郎