この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
中世ヨーロッパで誕生した銅版画は、革新的な印刷技術として普及する一方、その表現の可能性を求めて、多くの画家たちがこの技法による作品を手がけました。
中でも精緻な描写で都市や自然の景観を実在感豊かに描き出した風景版画は人気を博し、世界中に伝播。江戸時代中期に日蘭交易を通じて日本に伝わると、東洋画にはない奥行感のある空間表現が驚きとともに受け入れられ、わが国の風景表現に新たな展開をもたらすとともに、浮世絵風景版画の誕生を促すことになりました。
本展は、当館のコレクションにより、銅版画による風景表現の多様性と技術の進歩を示した19世紀イギリスの風景画家ウィリアム・ターナーの『研鑽の書』全99点を一堂に展示するとともに、葛飾北斎や歌川広重の浮世絵から、橋口五葉、川瀬巴水、吉田博らの近代版画へと至るわが国における風景版画の展開を紹介。
東西の出会いを通して花開いた版画芸術の奥深い魅力に迫ります。
◆関連イベント
「東西風景版画の出会い ターナーから浮世絵、
近代版画までの珠玉」ギャラリー・トーク
開催日
2017年2月11日(土)、25日(土) 、3月3日(金)
時間
2017年2月11日(土)、25日(土) 13:30~14:30 / 3月3日(金) 18:30~19:30
会場
展覧会場(3階展示室B)
※参加費無料、要展覧会観覧券
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年2月10日(金)~2017年3月5日(日)
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会場 | 大分県立美術館(OPAM) Google Map |
展示室 | 大分県立美術館 3階展示室B |
住所 | 大分県大分市寿町2番1号 |
時間 |
10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
月曜日 ※館内点検等による臨時休館を除く |
観覧料 | 【当日券】 一般 300円 大学生・高校生 200円 【団体券】 一般 250円 大学生・高校生 150円
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TEL | 097-533-4500 |
URL | http://www.opam.jp/exhibitions/detail/179 |
大分県立美術館(OPAM)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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