この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「オバケというのは、本当に、見つめることによってあらわれるのだ。だから、純粋に己をみつめれば誰でもが、一生のうちに大なり小なり、奇怪な分身の姿を見る。」*
オバケの姿は日本人の自由な発想力が源であると考え、日本文化としてのオバケに関心を抱いていた岡本太郎。人間の身分に構わずいたずらをしかけ笑い飛ばすオバケ。これを日本人の誇り得るものの一つであると、岡本は述べています。
岡本の作品には人間の内にある真の姿として、オバケのようなキャラクターがたびたび現れます。岡本の冷静かつ無邪気な目線から表現された世界では、ほとんど妖怪に近い姿をなした生き物が駆け回り、生を哄笑します。
本展ではオバケ同様に既存の体制に抗いながらも、愛嬌ある作品を生み出し続けた、岡本が作り出した鮮やかなオバケ王国をご覧ください。
*岡本太郎「《オバケ》このアンチ人間下司・チンピラ幽霊は消え失せろ」『サンデー毎日』1965年8月29日
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年7月12日(金)~2024年10月6日(日) |
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会場 | 川崎市岡本太郎美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館) 7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火) |
観覧料 | ◆ 7月12日(金)~7月19日(金)、9月3日(火)~10月6日(日) 常設展のみ開催 一般 500円(400円) 高・大学生・65歳以上 300円(240円) ◆ 7月20日(土)~9月1日(日) 企画展とのセット料金 一般 900円(720円) 高・大学生・65歳以上 700(560円) ※( )内は20名以上の団体料金、中学生以下無料 |
TEL | 044-900-9898 |
URL | https://www.taromuseum.jp/ |
川崎市岡本太郎美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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