緊急事態宣言下の庭園美術館
東京都庭園美術館へ行ったのは二度目。
前回は夏だった。
寒い季節に行ったのは初めて。
『生命の庭』展を鑑賞。
庭園美術館の展示室はやはり独特だ。
迷路のような空間は二度目も戸惑った(スタッフの方がさりげなく誘導してくださる)。
どうでもいいことなのだけれど、志村信裕さんによる羊飼いのビデオ作品。
あの男性が着ているセーターはきっと化学繊維は使っていないウール100%なのだろうかと頭に浮かんだ。
そしてクライマックスの青木美歌さんによるガラス作品。
暗い展示室に吊るされているのは、数多のCOVID-19。
キラキラと輝きさりげなく揺れ動くコロナウイルスは、不本意のたまものであった。
展示を観終わり日本庭園へ行くと、表面が薄く凍っているように見える池(凍っていないのかも?)。
しかしその下ではいくつもの紅い鯉が泳いでいた。
その様がちょっと奇妙に映った。