この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
沖縄に生まれ、あるいは沖縄にゆかりのある16人の作家の作品を紹介します。
アジア諸国と交易をおこなっていた琉球王国時代から、沖縄は独自の文化を形成してきました。しかし、日本の一部となった後の1932年、沖縄出身の久志芙沙子の小説『滅びゆく琉球女の手記(原題は「片隅の悲哀」)』が婦人公論に掲載されると、ハジチなどの習俗に対する表現をめぐり、在京の沖縄県学生会から抗議が起こり、未完のままとなりました。
本展は、89年前に久志がすくった「弱者への差別や偏見」という問題を21世紀の今日に受け止め、表現の限界に迫る方法論を実践するアーティストを取り上げます。沖縄系ハワイ移民をルーツに持つアメリカの作家や1977 年に発足した沖縄女流美術家協会の作家、沖縄県立芸術大学などで学んだ作家の作品など、約50点を展示します。沖縄美術の多文化的な側面と可能性を感じていただき、アートの新たな展開を楽しんでいただけることと思います。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2021年11月3日(水・祝)~2022年1月16日(日) |
---|---|
会場 | 沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー) Google Map |
住所 | 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1 |
時間 |
9:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 年末年始、2022年1月11日(火) ※ただし1月10日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 1,100円(880円) 高校・大学生 500円(400円) 小・中学生 200円(160円)
|
TEL | 098-941-8200 |
URL | https://okimu.jp/exhibition/pofryukyuw/ |
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
沖縄県で開催中の展覧会