5.0
近代洋画家達の熱い想い
白馬会の創立メンバーの二人の人生を通して近代日本洋画、『白馬会』に集まった画家達の熱く輝いた時代!を紹介した、キラキラした展覧会でした。
学芸員のギャラリートークも分かりやすいお話で30分が倍の1時間位ありましたが、まだまだ聞いていたい程、楽しかったです。
念願の『あやめの衣/岡田三郎助』も鑑賞できて感激でした。『舞妓/黒田清輝』と並べて展示してあり、なんとも贅沢な気持ちになりました!
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佐賀生まれの洋画家岡田三郎助は、明治27年(1894年)、鹿児島出身の洋画家黒田清輝と知り合い、彼の明るさに満ちた新鮮な画風-フランスの「外光表現」-にひかれ洋画の教えを乞います。その後明治29年(1896年)、二人は洋画グループ「白馬会」を結成、若き画家たちとともに日本の洋画界の新時代を切り拓いていきます。
本特別展は、日本近代洋画の草創と発展の中心人物で「日本近代洋画の父」と称えられた黒田清輝と、繊細、優美な女性像を描き、日本の洋画の品格を支えた岡田三郎助について、彼らの傑作、代表作を展示し、それぞれが求めた美について紹介します。黒田と岡田の画業を合わせて紹介する初めての展覧会です。さらに、彼らと親しく交流し同時代を生きた洋画家たちも併せて紹介し、日本近代洋画の輝ける時代を浮き彫りにします。
本特別展は「令和3年度(2021年度)国立博物館収蔵品貸与促進事業」を活用するもので、黒田清輝の最高傑作《舞妓》(重要文化財/東京国立博物館蔵)をはじめ、黒田の名品の数々を借用し公開するものです。
今回の特別展で、日本の近代洋画を牽引した黒田清輝と岡田三郎助の美の世界を、ぜひ御堪能ください。
会期 |
2021年9月7日(火)~2021年10月17日(日)
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会場 |
佐賀県立美術館 佐賀県立博物館
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展示室 | 2・3・4号展示室 |
住所 | 佐賀県佐賀市城内1-15-23 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし9月20日(月・祝)は開館、9月21日(火)は休館 |
観覧料 | 一般 1,000円 割引料金 800円
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TEL | 0952-24-3947 |
URL | http://saga-museum.jp/museum/ |
5.0
白馬会の創立メンバーの二人の人生を通して近代日本洋画、『白馬会』に集まった画家達の熱く輝いた時代!を紹介した、キラキラした展覧会でした。
学芸員のギャラリートークも分かりやすいお話で30分が倍の1時間位ありましたが、まだまだ聞いていたい程、楽しかったです。
念願の『あやめの衣/岡田三郎助』も鑑賞できて感激でした。『舞妓/黒田清輝』と並べて展示してあり、なんとも贅沢な気持ちになりました!
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岡田三郎助《あやめの衣》1927年 ポーラ美術館蔵
黒田清輝《舞妓》1893年 東京国立博物館蔵 重要文化財