この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
ゆかた、風鈴、提灯、団扇 ― 江戸の風情が残る下町で育った鏑木清方は、季節の風物詩のなかでも、夏を好んで描きました。
涼しげに浴衣を着こなす下町の女性達や横浜・金沢の別荘で穏やかに過ごす家族など、清方は身近な人や市井の人々の生活する姿に作品の題材を求めました。彼らの飾らない佇まいを季節折々の情景とともに繊細な筆遣いで描き、風情溢れる日本画作品や口絵などにあらわしました。
本展覧会では、横浜・金沢の別荘で着想を得て描かれた名作《朝涼》とともに夏の風情豊かな作品や口絵が紹介されます。また、スケッチや下絵、校合摺など、日本画と口絵の制作過程もあわせて紹介されます。
◆主な展示予定作品
《朝涼》 大正14年(1925)
《女役者粂八(下絵)》 昭和29年(1954)
《女役者粂八》 昭和29年(1954)
《清子四歳像》 大正元年(1912)
《五月雨》『今様 夏の巻』木版口絵 松屋呉服店
明治45年(1912)
渡邊霞𠅘著『新渦巻 光子の巻』 木版口絵
大正3年(1914)
以上 全て鏑木清方記念美術館蔵 全約50点
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年7月8日(金)~2016年8月28日(日)
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会場 | 鎌倉市鏑木清方記念美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 7月19日(火)但し、7月18日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 200円(140円) 小・中学生は無料
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TEL | 0467-23-6405 |
URL | http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html |
鎌倉市鏑木清方記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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