美術館コレクション展
「沖縄美術の流れ (写真)」 「子どもの情景」 「沖縄美術の流れ (絵画)」
- 開催期間:2020年10月20日(火)~2021年6月27日(日)
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
美術館では沖縄の作家や沖縄ゆかりの作家及びアジア諸国の近代美術作品を中心に収集し「コレクション展」として展示公開しています。今回、コレクションギャラリー1では戦後沖縄の写真界を牽引した山田實氏の作品を紹介する「沖縄美術の流れ (写真)」、コレクションギャラリー2では子どもと社会のかかわりをテーマにした「子どもの情景」、コレクションギャラリー3では現代の沖縄美術を概観する「沖縄美術の流れ (絵画)」を開催します。沖縄県立博物館・美術館のコレクションをそれぞれ違った視点で取り上げた本展は沖縄美術を複眼的に楽しむことができます。
◆ 沖縄美術の流れ (写真)
山田實 (やまだみのる) は沖縄県那覇市出身の写真家で、沖縄に住むこどもたちを数多く撮影してきました。召集を受けて戦地に赴き、戦後、極寒のシベリアで飢えと過酷な労働に耐えて生還した山田は戦禍による荒廃から復興する沖縄を巡り、苦境にありながらもたくましく生きるこどもたちを撮り続けました。本展では沖縄県立博物館・美術館所蔵の山田實作品から復興期の沖縄と戦後を強く生きた子供たちの記録〈こどもたちのオキナワ〉シリーズを紹介します。
◆ 子どもの情景 (絵画 ・ 写真)
沖縄県立博物館・美術館のコレクションの中から「子ども」 をテーマに、 安谷屋正義 (あだにやまさよし) やジャン・シャオガン、久場とよ、岡本太郎などの作品を約30点紹介します。「子どもから見た大人の世界」と「大人から見た子どもの世界」の2つに分けて、アートを通して感じられる社会の有り様を紹介し、子どもと社会の関わりを美術作品から読み解きます。
◆ 沖縄美術の流れ (絵画)
沖縄には、その風土や歴史から育まれてきた独特な文化があり、沖縄の美術も時代や置かれた立場や状況に大きく影響されながら培われてきました。本展では、沖縄の現代美術の流れを概観します。なかでも、戦後沖縄美術を牽引したひとりでニシムイ美術村の建設にも加わった安谷屋正義 (あだにやまさよし) に焦点をあて、その作品や功績を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年10月20日(火)~2021年6月27日(日)
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会場 | 沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー) Google Map |
住所 | 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1 |
時間 |
9:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日にあたる場合は開館し、翌平日が休館 |
観覧料 | 一般 400円(320円) 高校・大学生 220円(180円) 小・中学生(県外) 100円(80円)
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TEL | 098-941-8200 |
URL | https://okimu.jp/ |
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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