この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
猪熊弦一郎(1902-93)は、1950年代半ばから約20年間ニューヨークで活動しました。
第二次世界大戦後のニューヨークは活気にあふれ、世界中から多様なアーティストが集まって、パリに代わる芸術の拠点となっていました。1955年、猪熊は戦前に暮らしたパリへ向かう予定で日本を発ちますが、途中立ち寄ったニューヨークにすっかり魅了されます。結局パリ行きをとりやめ、この街に居を構えました。
自宅から歩いて行ける距離に立ち並ぶ世界有数の美術館やギャラリーで、名画や最先端の美術を思う存分鑑賞し、高層ビルや斬新な建築物を眺め、パレードや路上ライブを楽しみ、路地裏の落書きを夢中で撮影するなど、猪熊はニューヨーク暮らしを堪能します。
環境の変化は作画にも大きな影響を与え、渡米後、猪熊の表現は具象から抽象へと様変わりしました。そして、ウィラードギャラリーの所属作家として個展を10回開催するなど精力的に新作を発表し続けました。
本展覧会では、「編集長」として編集者の岡本仁氏を、「副編集長」として元ニューヨーカーの河内タカ氏を迎え、猪熊のニューヨーク時代の作品と、猪熊が撮った映像や写真、大量にストックしていたギャラリーの展覧会案内などの資料を展示、彼の画業をその時代背景を含めて紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年6月19日(土)~2021年9月5日(日)
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会場 | 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 Google Map |
住所 | 香川県丸亀市浜町80-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 8月10日(火) ※ただし、8月9日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 950円(760円) 大学生 650円(520円) 高校生以下または18歳未満・丸亀市在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
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TEL | 0877-24-7755 |
URL | http://www.mimoca.org/ |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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