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館蔵以外に初公開を含む個人蔵作も展示される特別展
メインビジュアル、歌舞伎座蔵の「さじき」は大下絵も展示されており、作者のこだわった箇所も看取出来ます。この他個人蔵の清方作品展示中です。館蔵作品では卓上芸術の代表作朝夕安居や三遊亭円朝像下絵等名品が、勿論木版口絵も多数展示。会期中、エントランスの紫陽花も見頃です。
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鏑木清方は、13歳の時、挿絵画家への道を歩み始めました。その決断には、『やまと新聞』の経営者だった父の條野採菊と、父の友人であり、創作落語で人気を博した落語家の三遊亭圓朝による後押しがありました。圓朝とは、18歳の時に彼の野洲(現・栃木県)への取材旅行に同行し寝食をともにするなど、間近に接しました。
後に美人画の名手となる清方の美意識や画風の形成には、江戸の香りが色濃く残る明治の東京の風俗が強く影響しています。
また、新しい時代の文化の担い手の一人である三遊亭圓朝の、創作への真摯な姿勢を目の当たりにしたことにも、大きく影響されました。そして、画家の道へと背中を押してくれた名落語家への感謝と敬愛は、昭和5年(1930)、52歳の時に描いた肖像画の傑作《三遊亭圓朝像》(重要文化財)に結実しました。
本特別展では、三遊亭圓朝の生誕180年を記念し、明治時代の寄席や芝居にまつわる作品や資料とともに、清方と落語家 三遊亭圓朝のかかわりを紹介します。
会期 |
2019年5月25日(土)~2019年6月30日(日)
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会場 | 鎌倉市鏑木清方記念美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 6月4日(火) |
観覧料 | 一般 300円(210円) 小・中学生 150円(100円)
|
TEL | 0467-23-6405 |
URL | http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html |
◆ 美術講演会
「文明開化に生きる三遊亭圓朝-鏑木清方とのかかわり-」
日時:6月3日(月)
13:00~15:00(要ご予約)
講師:須田 努氏
(明治大学情報コミュニケーション学部教(明治大学大学院情報コミュニケーション研究科長))
参加費:500円
◆ 日本画ワークショップ
日本画材を使って絵を描こう!(要ご予約)
日時:6月16日(日)
①13:00~14:30 ②15:00~16:30
参加費:1000円(別途観覧料)
◆ 展示解説
5月25日、6月8日・22日の土曜日 13:30から
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メインビジュアル、歌舞伎座蔵の「さじき」は大下絵も展示されており、作者のこだわった箇所も看取出来ます。この他個人蔵の清方作品展示中です。館蔵作品では卓上芸術の代表作朝夕安居や三遊亭円朝像下絵等名品が、勿論木版口絵も多数展示。会期中、エントランスの紫陽花も見頃です。
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