この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸の庶民の文化が色濃く残る明治の東京の風情は、それが失われた昭和以降、鏑木清方が「心のふるさと」と思い、制作のよすがにした題材でした。
清方は大正の末より、官展などの大展覧会へ実在の人物を美人画や肖像画にあらわし、出品します。一方、市井の展覧会へは、過ぎ去りし時代の文化に材を求め、季節感あふれる庶民の暮らしの風情を描いて画域を広げ、絵巻物の制作や表装への彩色など、新たな表現も追求しました。
本展覧会では、昭和前期に<七絃会>など市井展で発表された作品を中心に、清方芸術の精髄の一端を紹介いたします。
◆ 主な展示予定作品等
紫花映水 昭和3年(1928)頃
白魚 制作年不詳
露の干ぬ間 大正15年(1926)頃
背戸の小川 大正15年(1926)頃
以上 個人蔵
初冬の花 昭和10年(1935)
目黒の栢莚 昭和8年(1933)
以上 東京国立近代美術館蔵
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年4月21日(木)~2016年5月25日(水) |
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会場 | 鎌倉市鏑木清方記念美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※5月2日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 300円(210円) 小・中学生 150円(100円)
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TEL | 0467-23-6405 |
URL | http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html |
鎌倉市鏑木清方記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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