この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
名文筆家としても知られた鏑木清方は、晩年に、随筆集『こしかたの記』『續こしかたの記』を世に出し、半生を振り返りました。自らの制作や日常生活から、画壇や出版界、演劇界、そして人々の暮らしや風俗にまで触れた随筆は、近代日本の文化史資料としても高い評価を受けています。
今年、刊行から50年を迎えた『續こしかたの記』(昭和42年・中央公論美術出版)には、大正初期から戦後鎌倉に移り住んだ晩年までの日々が綴られています。官展の改革、関東大震災、太平洋戦争――激動の時代の中で清方は、模索と前進を繰り返しつつ、理想の美を求め続けました。
本特別展では、『續こしかたの記』の文章をご紹介しながら、同時期の名品とともに、清方のあゆみを辿ります。
【主な出品作品】
《初夏の雨》昭和期 個人蔵
《春雨》明治41年(1908)個人蔵
《浅紫》昭和28年(1953)個人蔵
《戸塚の松》昭和36年(1961)髙島屋史料館蔵
《汀のあじさい》昭和36年(1961)髙島屋史料館蔵
《鴨東静夜》昭和期 個人蔵
《雪の宵》大正13年(1924)個人蔵
《大和路の或る家》昭和5年(1930)当館蔵
【展示解説】
5月27日(土)、6月8日(土)、24日(土) 午後1時30分~
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年5月27日(土)~2017年7月2日(日)
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会場 | 鎌倉市鏑木清方記念美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※6月6日(火) |
観覧料 | 一般 300円(210円) 小・中学生 150円(100円)
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TEL | 0467-23-6405 |
URL | http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html |
鎌倉市鏑木清方記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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