この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸時代後期に江戸から吉田(現在の豊橋市)へやって来た儒学者の大田錦城(おおたきんじょう 1765-1825)は、三河の地名を見て「三河武士は2度天下を獲ったけれども、世間にこのことを知る者はいない」と喝破しました。
徳川家康が天下をとったことはよく知られていますが、それ以前に鎌倉幕府を打倒して室町幕府を開いた足利氏と三河の関係は、まだあまり知られていません。しかし実際には、三河国は足利氏の重要な拠点の一つとして機能し、そこで得た中央とのつながりが、松平氏の飛躍の足がかりとなりました。その延長線上に家康の天下獲りも位置付けられます。非常に大まかなアウトラインではありますが、三河の歴史を考える上で、錦城の指摘は卓見と言えるでしょう。
本展では、岡崎市美術博物館の収蔵品を通じて、天下人が誕生し、天下人に重視され、そして天下人が第一歩を踏み出したこの三河の地の歴史を覗いてみたいと思います。三河には足利氏・徳川氏ゆかりの寺社が多く存在し、そこに伝わる宝物や文化財からは、彼らの活動の一端を知ることができます。資料が持つ魅力や情報から歴史を読み解く、活字だけではわからない歴史のおもろしろさをご堪能ください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2025年12月13日(土)~2026年1月25日(日) |
|---|---|
| 会場 |
豊橋市美術博物館
|
| 住所 | 愛知県豊橋市今橋町3-1(豊橋公園内) |
| 時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 |
月曜日 ※ただし1月12日は開館し、翌日休館 年末年始(12月29日~1月3日) |
| 観覧料 | 一般・大学生 800円(600円) 小中高生 400円(300円)
|
| TEL | 0532-51-2882 |
| URL | http://www.toyohashi-bihaku.jp/ |
豊橋市美術博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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