この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
猪熊弦一郎(1902-1993)の画家としての作品世界にとどまらず、著名なアーティストとの交流や建築家との協働、デザインの仕事、そこから生み出された文化的所産に焦点を当てて紹介します。
猪熊は20世紀に活躍した画家です。生涯現役で活動し、その画業は70年の長きに渡ります。一貫して絵画における「美」を追求し、一方で常に新しい表現に挑戦することで画風が変化し続けました。戦前はパリ、戦後はニューヨーク、ハワイと海外に拠点を置き国際的に活動しました。
本展では、戦後の猪熊の画業について、絵画以外の活動に注目します。1949 年に猪熊が中心となって設立した「新制作派協会建築部」会員との協働、猪熊自身が手がけたデザインやパブリックアートの仕事、ニューヨーク滞在時に日米文化交流で果たした役割や世界的なアーティストとの交流、故郷の香川県に今の「アート県かがわ」につながる文化的な礎を築いたことなど、国内外に遺した足跡をたどります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年4月12日(土)~2025年7月6日(日) |
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会場 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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展示室 | 3階展示室 C |
住所 | 香川県丸亀市浜町80-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日、5月7日(水) ※ただし5月5日は開館 |
観覧料 | 一般 1,500円(市民割 900円) 大学生 1,000円(市民割 600円) 団体(20名以上の団体利用の場合) 一般 1,200円(市民割 900円) 大学生 800円(市民割 600円)
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TEL | 0877-24-7755 |
URL | https://www.mimoca.jp/ |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

慶應義塾大学壁画《デモクラシー》 1949年 撮影:高橋章

慶應義塾大学壁画《デモクラシー》 1949年 撮影:高橋章

慶應義塾大学壁画《デモクラシー》 1949年 撮影:高橋章

慶應義塾大学壁画《デモクラシー》 1949年 撮影:高橋章

新制作派協会設立会員 1936年

「壁画と私」猪熊弦一郎 ※《デモクラシー》制作中の猪熊弦一郎 『ART』 1950年1月号

三越包装紙「華ひらく」型紙 1950年

JR上野駅壁画《自由》を描く猪熊弦一郎 1951年

JR上野駅壁画《自由》制作中の集合写真(中央列左から5人目が猪熊弦一郎) 1951年