4.0
友人と笑いながら見れる展覧会
メインの剥製展示は科博に通っている人には既視感アリアリでしょう。
地球館3階の「大地を駆ける生命」とそっくりですから!
とはいえ、常設展示はそのままに別の個体を200点並べたのには、バックヤードの充実ぶりが感じられました。
一方向に並んだ剥製を見ているうちに、ノアの箱舟に乗り込む動物たちのように思えてきて、なんだかワクワクしました。
剥製もいいけれど、今回は臓器や骨の標本が多数出ていて、これが面白かった!
アルマジロの甲羅はセーターの編地みたいだし、ヒヨケザルの骨格は棒人間みたいに細いし、ゾウの心臓は手術が簡単そうと思えるくらい大きいし、最初から最後まで楽しかった!
子どものころに習った理科の知識が古すぎて、展示を見ながら友人と笑いあいました。知識のアップデートにもってこいです。