特別展「笹本晃 ラボラトリー」
開催期間: ~
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私なんかでは評価は出来ない、パフォーマンスを観て!
フェルメール展のニュースが大々的に流れている。”X”周りでは、抽選に外れたとの呟きも目にすることしばしば。
そんな中、”X”に「特別無料観覧日「ラボラトリー・スペシャルフリーデー」開催のお知らせ」があがってきた。フェルメール開催期間中お隣の国際美は、金、土曜日は特別展もコレクション展も特別無料観覧日とのことで、それならと午後から出かけていきました。https://www.nmao.go.jp/news/laboratory_special_free_admission_days/2026/18/
笹本晃を知ったのは、10年前国際美で開催された開館 40 周年記念展 「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」です。パフォーマンスの現代アートを”ちゃんと”受け止めた展覧会で、とても印象に残っています。かの時に小屋のようなものから出たり入ったりする笹本晃のパフォーマンスも観たような気がしています。メインヴィジュアルともなっているあの青い小屋です。「トラベラー展」はyoutubeにもインタヴューなどがありますので、ご興味のある方はそちらもご参照ください。
「本展は、2025年に東京都現代美術館にて開催された展覧会を元に、当館コレクション作品を加えるなど内容を一部再構成するものです」
トラベラー展から10年を過ぎたからと言って、笹本の作品が少しでも分かる?近づけたかといえば全くもって分からまいまま、心身ともに柔軟性なくなった身にはさらに「?」が増幅しました。
パフォーマンスの現場に立ちあってこそのインスタレーションかもしれません。漫然とインスタレーションの中を歩いているだけでは戸惑うばかりです。
分かろうとしない、自分の中に入れ込もうとしない、言語化しようとしない、あるがままをあるがままに
と言うことにしました。
「本展は、固定された作品展示にとどまらず、状況や関係性の変化そのものを含めた「生きた展示」として、観る者の思考と感覚を揺さぶります。現代美術に馴染みのない方にとっても、身近な素材や語りを手がかりに、多様な解釈の入り口が開かれる機会となるでしょう。」と美術館のHPには紹介されています。
笹本晃のサイトや彼女をネットで調べてみると、まさに新進気鋭の作家なのですねー。その現場に立ちあっているのだと思うことにしました。
国際美は来年開館50周年を迎えます。
コレクション展は「2026年度はコレクション展を2期に分けて、当館の開館年である1977年に至るまでの美術の動向とその背景を所蔵品によって振り返ります」
とあり、国際美のコレクション形成と戦後の日本美術史を知る展示で、こちらはとても興味深くじっくり観て回りました。
「当館のコレクションにおいて特異な存在感を放っているのが、版画家・浜口陽三と南桂子の版画です」国際美のコレクションに浜口陽三と南桂子がこんなにもあったなんて吃驚ですが、二人の版画はとても好きなので、強烈なインパクトを放つ他の現代アートの中にあってオアシスのような存在です。
兵庫県美へも巡回した「アンチアクション」の作家の展示があったのもとても良かった。
ここ何度か国際美で出会っている日系アメリカ人の彫刻家 ルース・アイコ・アサワ、東京ではあったかもしれませんが、国際美で大々的な展覧会を開催してほしい!ワイヤーアートでいうならば、宮脇愛子の展覧会とかも観たいです。
帰りにフェルメールはどんなことになってるかなと思い、お隣の大阪中之島美の2Fフロアーへ。大変なことになってました!!!! 人人人・・・大丈夫なのか?時間指定なのに、展示場へのエスカレーターに並ぶ列とショップは展示室最後のはずなので、そのお会計に並ぶ人ひとヒト・・・1Fを覗くとレストランに並ぶ人(近くにお安くていいお店いっぱいありますよーって心の内で叫びました)
お外の芝生へ出てみると、買ってきたお高いミッフィーちゃんのぬいぐるみを高く掲げて美術館をバックに写真を撮っている方も、インスタにあげるんやろうなぁ。
展示作品12点、うちフェルメールは2点で3000円、円安で輸送費も保険も値上がりしてますもんね。メディアとしてもコラボでも売りに売らないとですねー。
国立の美術館、博物館は年間の中期目標に、展示にかかる費用の65%以上を自己調達する目標を設定して「稼ぐノルマ」を課されており、他の美術館も他人ごとではありません。
大阪中之島美も、独自の企画展も、東京ではかなり高評価の巡回展もイマイチ入ってないので、モネやらフェルメールやらで取り戻さなとですよね。
同じ美術館で開催中の「カール・ヴァルザー展」も凄くいいので、そっちも寄ってください!
金、土曜日にフェルメールへお出かけになった方は、お隣の国際美へも是非!とお勧めしたいけれど、大阪中之島美だけくったくたになりそうですね。
独自路線をゆく、唯一無二の国立国際美術館頑張れ!!
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- BY morinousagisan