フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫
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フジタと猫と芸術の美しさを堪能できる素晴らしい展示
前々から楽しみにしていた「フジタから始まる猫の絵画史」を見に行ってきました。
菱田春草の《黒猫》を始め、朝倉文夫の彫刻作品たち、長谷川潾二郎の有名な猫の絵、スタンランのポスターなど猫好きにはお馴染みの超有名作品達が目白押しで、これだけでも充分すごいのに、さらにたくさんのフジタ作品を鑑賞しながら猫の絵画史をも学べるという企画自体もとても面白く、作品数も多くてかなり時間をかけて鑑賞しました。
特に《争闘》《5人の裸婦》《猫の教室》などの大作がいくつも見られたのが嬉しくて、透き通るような乳白色と精緻な描線から生み出される唯一無二の美の世界を堪能しました。
デッサンから大作までどの作品も本当に素晴らしかったのですが、特に《猫の教室》の愛らしい猫達の豊かな表情や動作が見れば見るほど楽しくて、時間がいくらあっても足りないと思う程でした。
《5人の裸婦》も大変素晴らしく、陶器のように滑らかな女性達の肌は崇高なもののように感じられるほど美しく、うっとりと眺めていました。作品自体のの素晴らしさにも感動しましたが、フジタのキャリアの中で重要な作品を見られた事にも意義を感じました。
フジタの猫への愛が伝わる素晴らしい作品たちを見られて、本当に良かったです。
フジタが現れるまで西洋には猫を主題にした芸術作品というものが無く、西洋画の世界では猫を主題にした作品を描いたのはフジタが初めてとの事でしたが、日本では昔から猫が主役の浮世絵などが数多くあるので、日本人が昔から猫を人と対等に大事に思ってきた事がこうしてフジタの素晴らしい芸術世界と結びつき、猫の絵画史の礎になっているのかなと思うと嬉しく、猫を愛で・描くことの素晴らしさに深く感動しながら鑑賞しました。
素晴らしい展示でした。
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- morinousagisanさん