マリー・ローランサン ―時代をうつす眼
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キュビストにならなかったマリー・ローランサン
4.0
マリー・ローランサンの作品は一目で分かる。パステル調で黒目がちの肌の白い女性の絵。どこを切ってもマリー・ローランサンという印象でした。ところが、国立西洋美術館で開催中のキュビズム展を見ていたら、マリー・ローランサンの作品があった。その作品自体はキュビズムではなかったのだけど、解説を読むと、マリー・ローランサンはキュビズムを評価したアポリネールの恋人で、ピカソやブラックと交流があり、当初はキュビズム作品を描いていた、とのこと。
キュビズムとのつながりが興味深くて、アーティゾン美術館を訪問しました。面白かったのは、以下の3点。
・冒頭で展示されている自画像3点が全部、作風が違っていて興味深い。
・マリー・ローランサンによるピカソの肖像画も展示。数少ない男性を描いた作品でマリー・ローランサンの作品には見えない。
・あとはすべてマリー・ローランサン。晩年の作品が色鮮やかになっている微妙な変化も面白い。
実際は、キュビズムに興味はあったがキュビズムにはほとんど染まらずマリー・ローランサンの世界を突き詰めたというところらしい。
ちなみに、収蔵品展は2023年6月に亡くなった野見山曉治の小特集と、新収蔵作品のお披露目というところ。新収蔵作品ではパウル・クレーの2作品オキーフの作品あたりが気になりました。
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- kage0512さん、morinousagisanさん
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- BY komagataya