ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉
開催期間: ~
クリップ数:7件感想評価:2件
- VIEW37
- THANKS0
なんという独自性。なんという発想力。
5.0
植物学者でもあったエミール・ガレが、植物や昆虫を観察し、モチーフ化し、ガラスや陶芸の作品に仕上げていくひとつひとつ。作品のフォルム、色彩、意匠性どれをとっても、エミールガレならではの世界観があり、優雅さや美しさがあり、ためいきがこぼれます。
植物学者としても、職人としても、プロデューサーとしても、経営者としても才能にもあふれ、そして常に努力の人だったと思うのですが、作品ひとつひとつには、人を心から感動させる何かがみなぎっている、と感じた展覧会でした。
「植物学に対する私の愛をわかっていただければ、私の作品についてもっと多くを理解していただけることでしょう」(美術評論家エミール・ハノーヴァーに宛てたガレの書簡より)、この言葉をあらためて読み、エミール・ガレの作品には、植物学への深い愛情や情熱があり、それが唯一無二の発想を生み、より美しく優雅に人をうっとりさせる作品をたくさん世に送り出していったのでしょう。
アールデコの庭園美術館で、アールヌーボーのエミールガレの作品が観られたことも、素敵な体験の展覧会でした。