スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照
開催期間: ~
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描き方はいろいろ、器用な画家
4.0
画風はいろいろ。
印象派的、表現主義的、メルヘン調、等々。おそらく、とても器用な作家なのでしょう。私は、細密に描き込み、奥行感が乏しく平面的な描き方の作品(《森》など)が、気に入りました。世紀末ドイツ圏での分離派運動の時代感がうかがえます。
日本滞在時の作品群。
芸者や歌舞伎役者を題材に、水彩を中心とする多数の作品展示あり。外国人の目で映した図像は、フラットで写実性が高い表現であり、新鮮味を感じます。記録的な価値がありそうに思います。
神秘的、世紀末の残照、といった言葉で綴った回顧展ですが、作品から伝わる力は弱いか。ただし、こういう見知らぬ作家を積極的に取り上げる当館の取組みは、素晴らしいと思います。
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