ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ
開催期間: ~
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16のテーマで見るピカソ、まずテーマごとの部屋のデザインに目を奪われる
4.0
会場に入って最初の展示は、自転車のサドルとハンドルを組み合わせた《牡牛の頭部》(1942)。かなりいい感じ。《牡牛の頭部》はピカソがゴミ捨て場で見つけてきたサドルとハンドルで作った作品で、サドルが牡牛の顔、ハンドルが角になる。大きさは33×43cm程度で、この作品が白っぽい壁の真ん中のちょっと高いところに1つだけ飾ってある。そして左右の壁には、現代のサドルとハンドルの組み合わせが16組ずつ、左右合計で32組、飾ってある。ちょっとしたインスタレーションです。
こんな感じで16のテーマごとに装飾された部屋があり、ほぼ年代順にピカソの作品が展示されている。「アッサンブラージュとコラージュ」をテーマとした会場は壁を帯状の柄の入った壁紙10種類以上を使って覆っていて、なかなか壮観です。これだけ違う柄を使っても、うるさくないのは、さすがポール・スミスという気がする。あと晩年のピカソが着ていたボーダー柄のTシャツが大量にぶら下がっている、インスタレーションも目を奪われる。ピカソの作品としては、マネの《草上の昼食》を再解釈した《草上の昼食(マネに基づく)》が4点あって、印象深い。
出展作品数が83点。そのうちパリ国立ピカソ美術館収蔵が81点。なぜか東京ステーションギャラリーとひろしま美術館の収蔵品がそれぞれ1点混じってます。気になったのは各作品の由来に「パブロ・ピカソの相続人からの代物弁済」とあるのが多いこと。相続税を美術品で納税したんですねえ。
写真撮影はOK。展示替えなしでカタログありです。
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- BY komagataya