ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ
開催期間: ~
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ポール・スミスのピカソリスペクトを感じる贅沢なディレクション
5.0
ピカソの展覧会をポーツ・スミスがディレクション、なんとも贅沢な遊び心だった。
入ってすぐに、自転車のハンドルとサドルを組み合わせた「雄牛の頭部」一点と、現代のハンドルとサドルでのオマージュ作品が左右合わせて32点、うちひとつはポール・スミスらしいカラフルなサドル。「やりやがったな」と初っぱなから鷲掴み。
16部屋での展開はどこも期待を裏切らない「演出」。ピカソの展示数は小さいのも合わせて82点、正直少ない。でもけっこう満足してしまったのはポール・スミスのマジックだろう。
濃紺の暗い部屋に青の時代の「男の肖像画」が一点だけ。そうなんだよ、これで十分というのは、大規模展慣れしていると忘れていた感覚だった。ほかもひと部屋の数が少ないのがあるが満足できる。
ホワイトキューブ、もしくは落ち着いた無地一色の展示になれているから、壁に柄があるというのは新鮮だった。無地だとしてもビビッドだったりしして、さすが色彩の魔術師。
ピカソ作品自体でいえば、しっかり「良い物」があった。教科書でも見たことがあった「アルルカンに扮したパウロ」とか、「人形を抱くマリア」「腕を重ねて座る女」「草上の昼食(マネに基づく)」は眼福。ピカソの良い物は実に気持ちいい。
良かったのか悪かったのか、もっとファッションとしてのポール・スミスの主張が強いかと思ったけど、それはなかった。
ちょっと文句があるとしたら、設営に気を取られライティングがちょっとダメな作品も。「草上の昼食(マネに基づく)」は前の部屋の光が邪魔して見にくかったりしていた。
今回のような展示演出はポール・スミスだったから許せたけど、あまり変に真似しないで欲しいな…。
6月24日(水)10時半入館。混雑なし。撮影可。
余談:観客がピカソ好きとポール・スミス好きが混在してワチャワチャしていた。&、インバウンド客に大人気。頼むから作品を前にポーズを取って、互いに撮り合うのは止めて欲しいw。
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