生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 -その魂の召喚-
開催期間: ~
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顔顔顔顔顔顔顔顔・・・
5.0
全然知らなかった洋画家の展覧会を見に行ったのは、メインビジュアルに惹かれたせい。
泣きながらナイフを握っている姿が弱々しい悪魔のようで、他にどんな絵を描くのか気になりました。
いやー、面白かった!
あらゆるところに顔が描き込まれていて、顔が好きなんだなぁと。
自画像とモデルの肖像画はデフォルメなしの自然な姿なのに、衣装にも背景にもたくさんの顔。
シュルレアリスム的な作品に至っては、描き込まれている顔が多すぎて数えられない。
とはいえ、気味が悪いわけではなく「あー、そこにいるんだね」という感じで、寓話的なストーリーを感じます。
シュルレアリスムなのに浮ついた感じが薄いのは、裸体がしっかりしているせいかも。
美化せずに描く裸体は銭湯で見かける光景のようで、非現実の世界なのに日常感がある不思議な味わいです。
昭和の作品なのに古びた感じがなくて、現代作家のものだと言われたら信じてしまいそう。
もっと大入りになって、たくさんの人に知ってほしいなぁ。
企画協力がアートワンさんだったので、迷わず図録を買いました。
これから読み込んで、関東での巡回展に備えます(笑)
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