EXHIBITION

与謝蕪村
「ぎこちない」を芸術にした画家

府中市美術館

  • 開催期間:2021年3月13日(土)〜2021年5月9日(日)
  • クリップ数:18 件
  • 感想・評価:3 件
与謝蕪村「ぎこちない」を芸術にした画家 府中市美術館-1
与謝蕪村「ぎこちない」を芸術にした画家 府中市美術館-2
与謝蕪村「涼しさに」自画賛(部分) 個人蔵
与謝蕪村「四五人に」自画賛 個人蔵
与謝蕪村「ぎこちない」を芸術にした画家 府中市美術館-1
与謝蕪村「ぎこちない」を芸術にした画家 府中市美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

深く静かな趣をたたえる自然の中の情景、飄逸で洒脱な俳画、そして、どう見ても気色の悪い、いわば苦みを発散する人物画。そのどれもが、与謝蕪村(よさぶそん 1716─83)が到達した晩年の画境です。

とりわけ自然の情景を描いた作品が絶賛される蕪村ですが、さまざまな作品を見渡せば、個性と深みと面白みにあふれ、まるで絵画のおもちゃ箱を見るような楽しさがあります。

蕪村は、晩年より前から、日々大忙しの人気画家でした。ときには中国絵画そのものを思わせる見事な技を見せたり、流麗で美しい線やフォルムでうならせたりもします。しかし、それ以上に多くの作品に感じられるのが、線描や形のぎこちなさと、そこから生まれる親しみやすさ、かわいらしさです。下手だということではありません。蕪村自身がその面白さを自覚して、意図的に表現しているとしか思えないのです。朴訥さと力強さの境に、あるいは、か細さと揺らめきの狭間にあるような、きわめてデリケートなぎこちなさや頼りなさが、初期から晩年まで、蕪村の絵の根幹にあるように見えます。

そんな蕪村のこだわりに注目しながら、約100点の作品を集めました。それによって、「晩年の情景絵画だけではない」新しい蕪村のストーリーに目を向けてみたいと思います。「ヘタウマ」のマンガに慣れ親しんでいる私たちには、蕪村やその時代の京都の人々と同じ感性が、きっと備わっているはずです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年3月13日(土)〜2021年5月9日(日)
  • 前期:3月13日(土)~4月11日(日)
    後期:4月13日(火)~5月9日(日)
    ※展示替えあり
会場 府中市美術館Google Map
住所 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
時間 10:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※ただし5月3日は開館
観覧料 一般 700円(560円)
高校生・大学生 350円(280円)
小学生・中学生 150円(120円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料
    ※常設展も観覧できます
    ※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料
    【2度目は半額】
    観覧券の購入で2度目は半額になる割引券がつきます(本展1回限り有効)
TEL050-5571-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

府中市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

REPORT

どうにでもなぁれ、の豊穣

「ぎこちなさ」をテーマにした与謝蕪村の展覧会です。

文人画には「つたなさ(古拙)」が求められると良く言われます。これは完全に推測ですけど、特に蕪村において、彼がどのように「つたなさ」を目指したのかを説明するワードとして「…readmore

  • VIEW122
  • THANKS0
  • BY cedar0

4.0

取っつきにくい文人画を楽しい切り口で

ぎこちなさに着目して蕪村の画業を振り返る初めての展覧会。魅力的なキャプションで文人画が身近で楽しく鑑賞出来る。初期丹後時代の作品、俳画の佳品、初出品、「鳶鴉図」を筆頭にした重文の代表作もきっちり展示されていて初心者だけでなくコアな蕪村ファンも満足出来る内容になっていて、府中市美術館の「春の江戸絵画まつり」はハズレ知らず名展覧会。

  • 0
  • BY TK

4.0

楽しい絵

たしかにぎこちないし、すごいうまいわけでもない。豪壮でもなければ雅でもない。美を追求した美しい絵ではないが、楽しい絵だ。ほんわかした平和な庶民の絵に思えた。酔っ払いにも寛容で、楽しそうにほほえましく描かれている。酒を戒めるような教訓めいたものはなく、酒好きの私には良い。本当は上手いけど、意図的にヘタウマに描いている?私はそんなことはないように思う。円山応挙のようには描けないけど、別にそれを悲観するわけでもなく、自分は自分として楽しんで描いていたのではないか。それが魅力になっているように思う。

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