3.0
知らない世界
先月見た広重展。どうしても後期も見たくなって、急遽遠征を計画。
せっかく行くなら連携展の「レスコヴィッチコレクションの摺物」も見なくちゃ!と思って、奈良まで足を延ばしました。
市中に出回らない注文品ということなので、もっと煌びやかな作品が多いかと思っていたら、地味な感じのものが並んでいた。
普通の浮世絵にあるようなテーマの作品はほとんどなく、サイズも小さく、よくわからん…と思ったものの、当時の風俗や文化をよく知る人には堪らない作品なんだろうと推察。
そこで、よく知らない私は鑑賞方法を勉強モードに変えて、気になる作品とキャプションをひたすら見比べることに徹しました。
理解は全然追い付かないし、奈良まで来て勉強不足を痛感させられましたが、「こういう世界もある」ことの気づきが得られたので、まぁ良し(笑)