美術館「えき」KYOTO開館25周年記念
シダネルとマルタン展 最後の印象派

美術館「えき」KYOTO

  • 開催期間:2022年9月10日(土)~2022年11月6日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:4 件
美術館「えき」KYOTO開館25周年記念 シダネルとマルタン展 最後の印象派 美術館「えき」KYOTO-1
美術館「えき」KYOTO開館25周年記念 シダネルとマルタン展 最後の印象派 美術館「えき」KYOTO-2
美術館「えき」KYOTO開館25周年記念 シダネルとマルタン展 最後の印象派 美術館「えき」KYOTO-3
アンリ・マルタン《二番草》1910年、フランス、個人蔵
©Archives photographiques Maket Expert
アンリ・ル・シダネル《ジェルブロワ、テラスの食卓》1930年、フランス、個人蔵
©Luc Paris
美術館「えき」KYOTO開館25周年記念 シダネルとマルタン展 最後の印象派 美術館「えき」KYOTO-1
美術館「えき」KYOTO開館25周年記念 シダネルとマルタン展 最後の印象派 美術館「えき」KYOTO-1
美術館「えき」KYOTO開館25周年記念 シダネルとマルタン展 最後の印象派 美術館「えき」KYOTO-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

19世紀末から20世紀前半にかけてフランスで活躍したアンリ・ル・シダネル(1862-1939)とアンリ・マルタン(1860-1943)。共に印象派、新印象派の流れを汲みつつ、象徴主義など同時代の表現技法を吸収しながら幻想的な主題を扱ったほか、生活の情景や身近な人々を親密な情感を込めて描くアンティミスト(親密派)としても知られています。

2人は1891年の最初の出会い以降、生涯にわたり親交を深めましたが、シダネルは北フランスで薄明かりに包まれた穏やかな光を、マルタンは南フランスで陽に照らされた明るい光を描き出し、それぞれ独自の画風を築きました。

本展では、これまで日本で紹介される機会の少なかった 2 人の画家の画業を9つの章に分けて紹介します。光と色彩に彩られた作品をぜひお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月10日(土)~2022年11月6日(日)
会場 美術館「えき」KYOTO Google Map
住所 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
時間 10:00~19:30
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 1,100円(900円)
高・大学生 900円(700円)
小・中学生 500円(300円)
  • ※( )内は前売および身体障害者手帳提示の本人と付添1名の料金
TEL075(352)1111(大代表)
URLhttps://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

美術館「えき」KYOTOの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

美術館「えき」KYOTO 美術館「えき」KYOTO

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ほぼ個人蔵で、日本ではあまり知られていない筆触分割の画家の展覧会開催に拍手

作品も展示室も穏やかな静けさが漂っていました。
作品が持つ力が鑑賞する側の姿勢までも包み込む様でした。
最終日に駆け込みました。
私は全く知らない画家で、「最後の印象派」というサブタイトルが付いています。
印象派と同時進行していたマルタンは象徴派的でもありましたが、
二人の筆触は全く違えど、シニャックやスーラに近いと感じました。
ハッキリとした色彩のマルタンは主に壁画で活躍し、淡い色彩で細かな点描で描いた身近な風景画のシダネルはちょっと幻想的でさえ。
共に早くから認められて、幸せな画家人生を送った二人だった。
展示作品は個人蔵が多く、この二人の展覧会を開催して多くの人が知ることになったことになったのでは。
私にはまた新しく画家を知るきっかけとなった(感謝)

THANKS!をクリックしたユーザー
Sunriseさん、uchikoさん、micco3216さん、さいさん

5.0

柔らかな光の描写が綺麗

ポスターをちらっと見かけた際には似た画風かな、 展覧会の紹介ページから少し説明や少し調べた際には親睦を深めた二人の画家ですが、拠点が異なるので画風や光の色合いが異なると知り、
二人の作品はかなり違った作品なのかな、と、想像していました。
実際に展覧会場に足を運ぶと、時々両者の作品が交差して、繊細で色合いが美しい作品達と、当時の風景や素朴な人々の様子などが垣間見れました。煌びやかな絵画も綺麗ですが、柔かな優しい絵画は落ち着くな、と感じながら鑑賞しました。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、morinousagisanさん、他2人

5.0

神秘的な光と色彩、緩やかに癒やされる

これほど似た作風で2人が当時のパリ画壇の中核にいたことに驚いた。
よくつぶしあわなかったな、と。
展示物を眺めていると、
サンキャッチャーの光のまどろみの中にいるような錯覚に一瞬おちいった。
淡い光の表現の仕方が似ていて、私などには2人の区別は付きがたかった。
シダネルは北フランスに特有の霞がかった柔らかな光を、マルタンは南仏の眩い光を描き出しているそうですが・・・。
それぞれの独自の画風について、違いのわかる方、わからない方、ともに皆さん楽しめ癒やされると思います。

4.0

やっぱり、楽しい印象派!

最後の印象派というタイトルに惹かれ、「シダネル」も「マルタン」を知りませんでしたが、すごく心にしみる絵だなと思いました。日本人は印象派が好きとよく言われますが、素直に好きな絵が多くあり、楽しいひとときでした。
はじめは、これは「シダネル」いや「マルタン」と心の中で、クイズをしながら、キャプチャーで答え合わせをしていました。それぞれの人生をたどると、似ている部分と違いが見えてきて、最後には、これは「シダネル」これは「マルタン」と目利きができるようになりました!(大まかに言うと、風景の「シダネル」、人物の「マルタン」かな)
・・・マルタンの人物画、目がちょっと、怖い・・・

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

アンリ・マルタン《二番草》1910年、フランス、個人蔵
©Archives photographiques Maket Expert

アンリ・ル・シダネル《ジェルブロワ、テラスの食卓》1930年、フランス、個人蔵
©Luc Paris

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