自然という書物
15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート

町田市立国際版画美術館

  • 開催期間:2023年3月18日(土)~2023年5月21日(日)
  • クリップ数:24 件
  • 感想・評価:3 件
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-2
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-3
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-4
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-5
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-6
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-7
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-8
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-9
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-10
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-11
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-12
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-13
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-14
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-15
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-16
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-17
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-18
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-19
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-20
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-21
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-22
ロバート・ジョン・ソーントン『フローラの神殿』より「植物に愛を射込むクピド」 1798-1807年刊 銅版(多色)・手彩色 町田市立国際版画美術館
『キリストの生涯注解』より一葉 1482年頃刊 木版・手彩色 町田市立国際版画美術館
『健康の庭』より一葉 1485年刊 木版・手彩色 町田市立国際版画美術館
ハインリヒ・アルデグレーファー『悪徳』より「貪欲」 1552年 銅版 町田市立国際版画美術館
レオンハルト・フックス『植物誌』 1542年刊 木版 東京薬科大学
フェッランテ・インペラート『博物宝典』より「インペラートの驚異の部屋」 1559年刊 木版 町田市立国際版画美術館
バシリウス・ベスラー『アイヒシュテット庭園植物誌』より一葉 (初版1613年刊) 銅版・手彩色 コノサーズ・コレクション東京
ヴェンツェスラウス・ホラー『四季』より「春」 1641年 銅版 栃木県立美術館
アタナシウス・キルヒャー『地下世界』 1682年刊 銅版 放送大学附属図書館
ヤン・ヨンストン『自然誌』 1657-65年刊 銅版 町田市立国際版画美術館
ロバート・フック『ミクログラフィア』 1665年刊 銅版 東京薬科大学
ネヘミヤ・グルー『植物解剖学』 1682年 銅版 東京大学大学院理学系研究科附属植物園
ロバート・ジョン・ソーントン『フローラの神殿』より「エジプトハス」 1798-1807年刊 銅版(多色)・手彩色 町田市立国際版画美術館
アレクサンダー・フォン・フンボルト『新大陸赤道地方紀行』 1805-34年刊 銅版・手彩色 放送大学附属図書館
アレクサンダー・フォン・フンボルト『新大陸赤道地方紀行』 1805-34年刊 銅版・手彩色 放送大学附属図書館
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト『日本動物誌』第一巻 1833年刊 リトグラフ・手彩色 放送大学附属図書館
ジェイムズ・シャーリー・ヒバード『アクアリウム』 1869年刊 木口木版 町田市立国際版画美術館
オーウェン・ジョーンズ『装飾の文法』 1856年 リトグラフ(多色) 文化学園大学図書館
オーブリー・ビアズリー(画)『アーサー王の死』 1893-94年 ラインブロック 町田市立国際版画美術館
ヨハン・ヤーコプ・ショイヒツァー『神聖自然学』 1732-37年刊 銅版 町田市立国際版画美術館
エレノア・ヴィア・ボイル(画)『終わりのない物語』 1868年 木口木版(多色) 町田市立国際版画美術館
エドワード・バーン=ジョーンズ『フラワーブック』より「悲しみの樹(ヨルソケイ)」 (原画1882-98年) リトグラフ(多色)・手彩色 郡山市立美術館
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1
自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート 町田市立国際版画美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「自然という書物」展は、15世紀から19世紀までの西洋のナチュラルヒストリー(自然誌/博物学)とアート(美術/技芸)のつながりに注目し、人間が表してきた自然のすがた・かたち(画像)を紹介する展覧会です。

古くから人間は自然物や自然環境―動物や植物、肉眼では捉えることができない微小な生物、地球上の地勢や地質などを記録してきました。言葉と絵によって描写された自然の似姿の普及に、活字と版画などの印刷技術が大きな役割を果たしてきたことも特筆すべきでしょう。さらに自然は美術の霊感源となってきました。美術の表現手法が、自然の図解に用いられてきたことも見逃せません。

ナチュラルヒストリーとアートの混淆によって西洋の紙上に築かれてきた、自然のすがた・かたちのビオトープ(生息空間)ともいうべき世界を、この機会にぜひご堪能ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年3月18日(土)~2023年5月21日(日)
  • 前期:3月18日(土)~4月16日(日)
    後期:4月18日(火)~5月21日(日)
    ※前・後期で一部の展示替えと書籍のページ替えをおこないます。
    ※適宜ページ替えをおこなう書籍があります
会場 町田市立国際版画美術館 Google Map
住所 東京都町田市原町田4-28-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※土・日・祝日は10:00~17:30(最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 900円(700円)
大学・高校生 450円(350円)
  • ※中学生以下は無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※初日3月18日(土)と開館記念日4月19日(水)は入場無料
    ※シルバーデー(毎月第四水曜日)3月22日と4月26日は65歳以上の方は入場無料
    ※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額
    ※各種割引を予定
    ※会期中の土日祝日・シルバーデーは町田駅周辺から無料送迎バスを運行(時刻表はこちら)
TEL042-726-2771
URLhttp://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2023-516

町田市立国際版画美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

町田市立国際版画美術館 町田市立国際版画美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 記念講演会
2023年4月15日(土)講師:菅靖子(津田塾大学英語英文学科教授、デザイン史・日英デザイン交流史)
2023年5月13日(土)講師:桑木野幸司(大阪大学人文学研究科教授、西洋美術・建築・都市史)
各日14時~15時30分/会場:講堂/先着60名/要本展観覧券(半券可)

◆ スペシャルトーク
「BHチャンネル×版美―YouTube生配信!!」
2023年4月1日(土)22時~23時30分
出演:ヒロ・ヒライ(BHチャンネル主催、ルネサンス学)
橋本麻里(エディター、金沢工業大学客員教授)
山本貴光(文筆家、ゲーム作家)
藤村拓也(本展担当学芸員)
オンライン配信/視聴無料
視聴はこちら

◆ 子ども講座 みてみてつくろう
「自然の絵本をつくる」
2023年3月25日(土)13時30分~16時
講師:杉浦幸子(武蔵野美術大学芸術文化学科教授、美術館教育学)
会場:講堂、企画展示室/受講料:1,000円/対象:小学3~6年生
定員:16名(事前申込制)
申込はこちら

◆ ポップアップストア
2023年5月3日(水・祝)~5日(金・祝)
各日10時~16時
出店:dubhe(古版画・博物絵はがき)、古書ドリス(古本)、うみねこ博物堂(昆虫標本・博物雑貨)、会場:エントランスホール

◆ プロムナードコンサート
「音を楽しむ 自然と楽しむ」
2023年4月29日(土)
13時~/15時~(各回30分程度)
演奏:Duo Iris
(バイオリン:真野謡子、ピアノ:後藤加奈)
会場:エントランスホール/参加無料

◆ 担当学芸員によるギャラリートーク
2023年4月8日(土)/ 5月6日(土)
各日14時から30分程度
会場:企画展示室/要本展当日有効観覧券

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

アートと科学のせめぎ合い

桑木野幸司さんの講演会に合わせて訪問。自然科学をたしなむものとしては、博物画は主の特徴を捉えていて、それを見て種の同定ができるものがいいという思いがあるけれども、でも、アートでもあって欲しい部分もある。まさにせめぎ合い。その歴史を辿ることができてよかった。版画がメインということもあり、キューガーデンのボタニカルアートとは違った視点なのもよかった。残念なのは、植物とか昆虫が何を描いたものか、分類学の人のコメントが欲しかったな、と思います。講演会で紹介のあった「ヤコポ・リゴッツィ」の絵はいつかどこかで見てみたいです。フィレンツェ行くかなぁ。

REPORT

すごいの一言。お腹いっぱい。

・アートアジェンダ(以下AA)の「自然という書物」企画展ページか、こちらの館の公式HPからyoutubeでの関連イベント動画が見られます。
 かなりオタク度高いです(笑)

・ニコニコ美術館で配信ありましたので、2023.5/9現在はアーカイブが見…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん、micco3216さん、uchikoさん
  • VIEW755
  • THANKS4
  • BY さい

4.0

16世紀、17世紀の版画技術に目がくらむ

ヨーロッパで15世紀から19世紀に出版された博物学や自然誌の書物に掲載された挿絵を通して、ヨーロッパの方々が自然をどのように捉えてきたかを年代順に見せる展覧会です。単純に年を追うごとに挿絵の部分が精細になり、大型化し、多色刷りになっていくのが面白い。

おおまかに各年代の特徴を整理すると、
15世紀は活字と版画の登場で部数がある程度確保できる書物が登場。ただし、植物の挿絵なんかはかなり大雑把。

16世紀は大雑把な挿絵が、急激に細密で高精細になる。アーティスト、つまり画家や版画家が協力することで、完成度を上げている。レイアウトも段組にしたり、挿絵にもキャプションが入るようになる。

17世紀、18世紀は銅版画と顕微鏡や望遠鏡といった光学機器の発達で、挿絵がより高精細になる。大航海時代の影響で、対象となる自然も広がる。

18世紀、19世紀は、精細に描くだけでなく、解剖図があったり、生態が分かるような挿絵が登場する。
といった感じかな。気になったのは、16世紀の木版画の細密な技術と、本の制作技術なんですが、その辺はさすがに詳しい説明はほぼないのは少々残念。

ちなみに展示替え有で、写真撮影は一部OKでした。図録はかなりしっかりしてるのに2000円と安いのがいいです。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、micco3216さん

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都町田市で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

ロバート・ジョン・ソーントン『フローラの神殿』より「植物に愛を射込むクピド」 1798-1807年刊 銅版(多色)・手彩色 町田市立国際版画美術館

『キリストの生涯注解』より一葉 1482年頃刊 木版・手彩色 町田市立国際版画美術館

『健康の庭』より一葉 1485年刊 木版・手彩色 町田市立国際版画美術館

ハインリヒ・アルデグレーファー『悪徳』より「貪欲」 1552年 銅版 町田市立国際版画美術館

レオンハルト・フックス『植物誌』 1542年刊 木版 東京薬科大学

フェッランテ・インペラート『博物宝典』より「インペラートの驚異の部屋」 1559年刊 木版 町田市立国際版画美術館

バシリウス・ベスラー『アイヒシュテット庭園植物誌』より一葉 (初版1613年刊) 銅版・手彩色 コノサーズ・コレクション東京

ヴェンツェスラウス・ホラー『四季』より「春」 1641年 銅版 栃木県立美術館

アタナシウス・キルヒャー『地下世界』 1682年刊 銅版 放送大学附属図書館

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE