アーツ・アンド・クラフツとデザイン
ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

府中市美術館

  • 開催期間:2022年9月23日(金・祝)~2022年12月4日(日)
  • クリップ数:58 件
  • 感想・評価:4 件
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで 府中市美術館-1
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで 府中市美術館-2
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで 府中市美術館-3
ウィリアム・モリス 《いちご泥棒》 1883年 個人蔵
ウィリアム・モリス 《格子垣》 1864年 個人蔵
チャールズ・フランシス・アンズリー・ヴォイジー《小鳥と花「エセックス No.A.14》 1907年頃 個人蔵
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで 府中市美術館-1
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで 府中市美術館-1
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで 府中市美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

近代化、工業化の進む19世紀のイギリスで、丁寧な手仕事による日常品で人々の暮らしを美しく彩ることを目指したウィリアム・モリス。

その理念を受け継いだアーツ・アンド・クラフツ運動は、やがて世界各地に広がりました。

本展では、家具、テキスタイル、ガラス器、ジュエリーなど、約150点によって、その世界をご覧いただきます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月23日(金・祝)~2022年12月4日(日)
会場 府中市美術館 Google Map
住所 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
10月11日(火)
※ただし、10月10日は開館
観覧料 一般 900円(720円)
高校・大学生 450円(360円)
小・中学生 200円(160円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料
    ※常設展も観覧できます
    ※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

府中市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

府中市美術館 府中市美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

思い出した記憶

ウィリアム・モリス巡回展のなかで、名古屋のアジェンダが気に入ってます。モリスの府中美術館展示のなかの、展示72番冊子を目にしたのは、これが二回目。それもV&Aではなく、ロンドン郊外ウィリアム・モリス・ギャラリーだった。そこで若きモリスの「Socialist Party」の特別展示をしていた。そこに集ったアニー・ベサントをはじめとする著名人達を、何年かで特別展示にかけていた。そこで見たのだった。そうした歴史・社会的モリス情報から見て、冒頭の名古屋アジェンダとなったのである。府中美術館のデザイン重視の展示内容にも、社会主義者言及はあったが、人間描写よりも手仕事重視を現代的展開で描いていた。遥か昔の記憶が鮮明に甦った。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

デザインの流れ

日曜日の午前中に訪問。思ったより多くの観覧者が入館していましたが、ずらずらと列が出来るような感じではありません。最初に室内のイメージの展示があり、そのあとはしばらくモリスの作品が並びます。モリスの作品はここにしかなく、中盤から後半には展示がありませんのでご注意を。モリスのデザインはそれぞれの図柄が大きく生き生きとしており、このあと出てくる流れをくむ作家の作品と比較しても躍動感があって気持ちいいです。インディゴに苦労した話などの逸話も面白かったです。後半は工芸品も展示され、きれいなジュエリーもありました。会期末に向け、徐々に混雑が予想されますのでお早めにどうぞ。

3.0

イギリスとアメリカのアーツ・アンド・クラフツ運動の流れがまとまっている

予約制:予約制ではありません。
混雑具合:土曜日午後 そこそこいましたが、混んでいて見えないといったことはありません。
出展:

ウィリアム・モリスの壁紙、生地、機織、刺繍や椅子などとても素敵でした。
またモリス商会のタイルやティファニー社のランプなども素敵でした。
フランク・ロイド・ライトのステンドグラスまでありました。
展示品は少ないかとおもいましたが、実は非常に多かったです。

全体的にイギリスとアメリカのアーツ・アンド・クラフツ運動の流れがよくわかる展示になっています。
キャプションが少なめなので、残念ですがその分鑑賞者が立ち止まるポイントが少なくスムーズに見ることができます。

この美術館の売店には多くの資料や雑貨の取り扱いがありました。図版はもちろんですがウィリアムモリスのものはとても素敵なので本を余計に買ってしまいました。

帰り道は駅まで公園の中を歩いて帰りながら、なんとなく自然と触れ合うことができてこの公園の雰囲気ごと楽しむことができました。

THANKS!をクリックしたユーザー
ファイさん、さいさん

5.0

モリスの歩んだ路を辿る

モダンデザインの父 ー ウィリアム・モリス
暮らしの中に美を享受できる社会を目指した彼と、その工房。そして
彼らの意思・意志を受け継いだ者たちの挑戦とその変遷を見られる貴重な展覧会。

デザインの美しさや意匠もさることながら
個人的に注目してほしいのが、そこに至るまでの心理的な過程である。
彼らの並々ならぬ努力や貫く心の強さ、葛藤や障壁に苛まれる人間らしさにグっとくる。
展示されている布や図版。そこに施されたデザインと色味も
苦労と苦悩の中から産み出されたものだと思うと、
また一味違った見方が出来るのではないだろうか。

モリスは手仕事にこだわり、その美を広く伝えたかった。
しかし、手仕事だからこそ、コストが嵩み、その道を阻んだ。
大量生産突入の時代に翻弄されながらも自分の道を突き進んだ
彼らに盛大な賛辞を。

THANKS!をクリックしたユーザー
Nikiyaさん、karachanさん、Audreyさん、ミモザさん、さいさん

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出展作品・関連画像IMAGES

ウィリアム・モリス 《いちご泥棒》 1883年 個人蔵

ウィリアム・モリス 《格子垣》 1864年 個人蔵

チャールズ・フランシス・アンズリー・ヴォイジー《小鳥と花「エセックス No.A.14》 1907年頃 個人蔵

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