[館蔵]秋の優品展 禅宗の嵐

五島美術館

  • 開催期間:2022年8月27日(土)~2022年10月16日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:3 件
[館蔵]秋の優品展 禅宗の嵐 五島美術館-1
[館蔵]秋の優品展 禅宗の嵐 五島美術館-2
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[館蔵]秋の優品展 禅宗の嵐 五島美術館-1
[館蔵]秋の優品展 禅宗の嵐 五島美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

鎌倉時代に本格的に伝来した禅宗は、武家の帰依を集め、後世の美術や文学の新たな基調となりました。

五島美術館と大東急記念文庫の収蔵品から、高僧の墨跡や語録、禅画、古写経など、国宝・重要文化財を含めた計約60件を一堂に展示します(会期中一部展示替あり)。

特集展示として館蔵の日本陶磁コレクションも同時公開。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年8月27日(土)~2022年10月16日(日)
会場 五島美術館 Google Map
住所 東京都世田谷区上野毛3-9-25
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
9月20日(火)、10月11日(火)
ただし、9月19日・10月10日は開館
観覧料 一般 1,000円
高・大学生 700円
中学生以下 無料
  • ※障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
    ※庭園入園のみ(展覧会をご覧にならない場合)は1人300円(中学生以下無料)
    ※館内入場者数制限の都合上、団体割引(20名以上200円引き)は休止しています
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
03-3703-0661(テープ案内)
URLhttps://www.gotoh-museum.or.jp/

五島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

五島美術館 五島美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

所有していることとどのようにヒトに見せるか。それも文化。

書は難しく、さっぱり分かりません。更に禅宗はもっと分かりません。実は実家は一応曹洞宗だというのに、これが全く理解できないのです。それでこの展覧会。それが五島美術館さんによれば当時、「何が書かれていたか」よりも「どれぐらいの数の字が、どんなスタイルで書かれているか」にスポットが当たっていた面もあったそうで、要するに「おしゃれで格好いい」流行のインテリアだったわけだと…。軸にする際の装飾も、豪華な袈裟を象ったものであったそうで、それを茶会で飾ることが権力・財力・教養を示すことにもつながっていたようです。もちろん、そういう事実が「禅」の哲学的・宗教的・精神的な意義を下げることではない、ただ、それとは別の「世俗の価値」や「社会的な意味」が「禅」の美術にある、ということなのだそうです。中国から帰った禅僧=エリートたちは、我が国に当時最先端の文物をあまたもたらしました。それがカッコ良くない訳がないのだと。なんだかまだ良く判らないですが、一応禅宗の書画を少しは楽しむことが出来ました。また特別展示で[国宝]紫式部日記絵巻(五島本第一・二・三段)も見ることが出来ました。第2展示室は館蔵日本陶磁コレクションで、桃山時代を中心にした茶碗、花生、水指、向付などの名品が展示されてあり、こちらもある意味、今につながる日本の美の感覚の一片が、見れたようです。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん

3.0

書は難しいけど面白い

いやほんと難しい。難しいというか
正直言って「読めない」(何が書かれてるかわからない)ので
内容を理解したうえでの良し悪しが付けられない

そんななのについつい見たくなってしまうこの不思議な魅力
読めなくても書体や筆の運びリズミカルさなど見てわかる部分は楽しめる
経文等ならどこかしら何かしらで見たことある内容でもあるのでなんとかなる

何とも頼りない楽しみ方で自分でも本当にそれでいいのかと思うこともあるけれど
こればかりはしょうがないのでひとまずは良しということにしている

なのであまり細かい感想はかけないのだけど
久々の書メインの展示、たぶん存分に楽しめたと思う

同時公開の陶磁コレクション
ずっと字を追いかけて疲れた目にとてもうれしい
出かけた日は好天に恵まれてたので
庭園も軽く散策し思いのほか優雅な時間を過ごさせてもらった

ちょっとしまったなあと思ったのは
国宝「紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段」の展示前に行ってしまったことだ
(展示は10/8~16)
どうせ行くなら展示されてるときに行くべきだったあーもったいない

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、morinousagisanさん、他1人

5.0

読めないけどカッコいい

秋の優品展、自分好みで最高でした!

展示室をぐるりと墨跡が囲み左右も重文振り返っても重文です。
宗峰妙超、癡絶道冲、馮子振、中峰明本の個性的な書に惹かれます。
前期にはシレッと国宝2点出ています。紫式部日記は最終週。

第2展示室は日本陶磁。
破袋が中央に鎮座して夕暮、梅が香、わらや、六古窯の名品が囲みます。
こちらは展示室内をやや明るくしています。イイ。

やはり五島の秋は素晴らしい。
通います。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

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