国宝 雪松図と吉祥づくし

三井記念美術館

  • 開催期間:2022年12月1日(木)~2023年1月28日(土)
  • クリップ数:48 件
  • 感想・評価:8 件
国宝 雪松図と吉祥づくし 三井記念美術館-1
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東都手遊図 源琦筆 江戸時代・天明6年(1786) 三井記念美術館
七福神図 狩野養信筆 江戸時代・19世紀 三井記念美術館
国宝 雪松図屏風 左隻 円山応挙筆 江戸時代・18世紀 三井記念美術館
国宝 雪松図屏風 右隻 円山応挙筆 江戸時代・18世紀 三井記念美術館
堆朱牡丹尾長鳥香合 明時代・15世紀 三井記念美術館
青磁浮牡丹文不遊環耳付花入 南宋~元時代・13~14世紀 三井記念美術館
花鳥動物図より藤花独猫図 沈南蘋筆 清時代・18世紀 三井記念美術館
花鳥動物図より松樹双鶴図 沈南蘋筆 清時代・18世紀 三井記念美術館
重要文化財 玳皮盞鸞天目 南宋時代・12~13世紀 三井記念美術館
重要文化財 翁(白色尉)(伝)日光作 室町時代 三井記念美術館
国宝 雪松図と吉祥づくし 三井記念美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

三井記念美術館のコレクションを代表する国宝「雪松図屏風」を中心に、吉祥主題、すなわち長寿や子孫繁栄、富貴といった人々の願いを託されたモチーフが、どのように書画工芸へ取り入れられたのか、様々なジャンルの館蔵品をもとに通覧します。

また新年らしく、寿老人や大黒天などの七福神をはじめとする、福の神にまつわる三井家ゆかりの品々もあわせて展示します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年12月1日(木)~2023年1月28日(土)
会場 三井記念美術館 Google Map
住所 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
年末年始 12月26日(月)〜1月3日(火) 、
1月10日(火)
※但し1月9日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学・高校生 500円(400円)
中学生以下 無料
  • ※70歳以上の方は800円(要証明)
    ※リピーター割引:会期中一般券、学生券の半券の提示で、2回目以降は( )内割引料金となります
    ※障害者手帳を提示の方、およびその介護者1名は無料です(ミライロIDも可)
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://www.mitsui-museum.jp/

三井記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

三井記念美術館 三井記念美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ありがたや、ありがたや

何とか滑り込みで見てきましたよ!
縁起物はいつ見てもええなぁ~(´▽`)
得てしてそーゆーものは、見ていて気分が良いし、分かりやすい。
七福神だとか松竹梅とか鶴や亀などなど。
工芸品なんかも分かりやすく派手だし煌びやかだし。
国宝『雪松図屏風』はもちろんの事、円山応挙がまとまって見られるのもありがたい。
さすが、三井家だよ。あっぱれ。
どの作品も良かったけど個人的なお気に入りは
(伝)徽宗の『麝香猫図』。解説文にも記載されてるのだが、
決してかわいくはないんどけど、しっぽのもふもふ感は妙に惹かれる。
最終日の割に空いていて、落ち着いて見れました。
次はおひなさまの展示ですが、おじさんは見に行きますよ!

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さいさん

5.0

円山応挙の国宝「雪松図」を見て感じたこと

間近で見た第一印象が、墨の黒と白地のコントラストがすごく、墨で描かれた松の葉1本1本がくっきり目に飛び込んで来ました。背景の白地で、雪が松の葉の上に積もっているように表現されていて、松の葉が雪に覆われているほど、墨で書かれた線が、短く少なくなっていく構成グラデーションが見事に表現されていました。

離れてみると、これまた驚き!朝日に輝く雪の照り返しが金粉で表現されていることも、キャプションに今までにない表現との解説から、そうなんだと理解しましたが、右隻、左隻を挟んで中央の背景に、朝日昇る太陽が白地で表現されていることに気づき、さらに心を掴まれました。雪と光を白地で表現、ここにモダニズムを感じてやみません。
また、左隻の若松、右隻の老松の対比もさすがで、墨の濃淡で、松の幹・枝の位置を遠近法で表現されているだけでなく、老若を大きさだけでなく、墨の濃淡でも表現しているように若松を薄く表現していように感じました。

円山応挙の唯一の国宝ということですが、62年間の画業人生において、53歳という晩年に挑戦された革新的な表現方法に驚きと感動を覚え、しばし見惚れていました。今年も良い年になりそうです。

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さいさん、morinousagisanさん

REPORT

じっくりと、様々な吉祥文を、松の雪を。

吉祥を表すために特定の動植物を描いた作品勢揃えの展覧会。動植物の持つ本来の姿に加え、同発音の漢字の内容につながることも多い。
・植物
「松」:永遠不変、長寿。取り合わせにより祝賀的な雰囲気を演出する。
「牡丹」:富貴の花。国色…readmore

  • VIEW941
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  • BY moca

4.0

新年恒例雪松図 何度見てもいいです。

お正月らしく吉祥づくし、のあれやこれや。なかなか見ごたえありです。吉祥関係なしにすぐれた作品がたくさん紹介されています。何せ、長寿や子孫繁栄、富貴といった人々の願いを託されたモチーフなら何でもです。松竹梅に鶴亀に、霊獣に瑞鳥に、七福神に、太陽に、とにかくおめでたいものはこの世にあふれているのです。さらにこれにこれを合わせると吉祥だとか、まで出てくるのですから。円山応挙に沈南蘋に三井総領家七代当主三井高就の作品が多いです。象彦の作品も素晴らしかったです。

4.0

まずはおめでたいものを

新年一発目はまずどこに行こうかしらねと調べてたら
そういえばまだこの展示に行ってなかったのを思い出した

吉祥づくしとはまあおめでたい!

吉祥の文様、組み合わせ
なかには「~と音が同じだから」というダジャレのようなものもあるけれど
繁栄長寿に出世と無病息災
様々な願い、思いが込められたそれぞれの図案は
見ているだけですっと気持ちが抜けていくような
底からぐっと押し上げられるような気持ちよさがある

タイトルにもある「雪松図屏風」の存在感
光の中のモノトーンの風景が近くでもちょっと離れてみてもやはり印象深い

二章で展示されたものでは藤花独猫図が
まどろむ猫がかわいらしく記憶に残る作品だ

そして個人的にすとんと視界に収まったのは
第三章、瑞鳥の姿のコーナーに展示された「百鳥図額」

公式ページにも画像は上げられているが
展示室で実物を見ると無数に飛び交う鳥たちの姿が
今まさに目の前を過ぎ去っていくかのように迫ってくる

新年最初に見るにはちょうどいい展示だった

THANKS!をクリックしたユーザー
ぷりんさん、さいさん、他1人

4.0

応挙。

他の方が既に書いておられる通り。応挙多し。藤花図ファンなので屏風を観に行ったのですが、他のも良かったなぁ。屏風も大黒図なんかもそうですが、あんなに余白取っちゃってよく平気だなぁ、すごいなぁ、と毎回思ってしまいます。
屏風は遠くから見たのと近くから見たのとではまるで違う雰囲気。不思議な気分になり、近寄っては遠ざかりでしばらくぐるぐるしておりました。いいとは思うのですが、何かを見落としているような、どこか掴めていないような感じがして・・・きっと未熟者故の消化不良。来年またチャレンジします。

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micco3216さん、morinousagisanさん

4.0

恒例の雪松図屏風公開とコレクション総展示数82点の充実度

吉祥づくし展示、工芸、陶磁器、が多いと思いきや、館蔵絵画の優品が多数展示でかなり嬉しい!雪松図屏風以外にも円山応挙の大パトロンの三井家だけあり応挙や門下の三井家が発注した絵画多数展示、沈南蘋も6幅、狩野養信に土佐光起等、絵画好きには嬉しい展示でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、他1人
  • 2
  • BY TK

3.0

ひさびさの雪松図

応挙雪松図をメインに飾りおめでたいです。
豪商らしく縁起モンのオンパレード。この時期らしい。
応挙と沈南蘋が多めでした。
伝牧谿はホントに伝だと思いました。どうした不昧。

今年はリニューアル後、茶の湯、蒔絵と何度も訪問した展覧会が素晴らしかったです。
来年も面白い展覧会を期待しています。

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シンディさん

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