美をつくし―大阪市立美術館コレクション

サントリー美術館

  • 開催期間:2022年9月14日(水)~2022年11月13日(日)
  • クリップ数:37 件
  • 感想・評価:11 件
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《花卉図冊》 惲寿平 一冊 清時代 17世紀 大阪市立美術館 【展示期間:9/14〜10/10】
《花卉図冊》 惲寿平 一冊 清時代 17世紀 大阪市立美術館 【展示期間:10/12〜11/13】
《青銅鍍金銀 仙人》 一箇 後漢時代 1〜2世紀 大阪市立美術館 【全期間展示】
《石造 菩薩交脚像龕》 一基 南北朝時代北魏 5世紀後半 大阪市立美術館 【全期間展示】
重要文化財《金銅 菩薩立像》 一軀 飛鳥時代 7世紀 大阪市立美術館 【全期間展示】
重要文化財《銅 湯瓶》 一口 鎌倉時代 13〜14世紀 大阪市立美術館 【全期間展示】
《新蔵人物語絵巻》部分 伝 後柏原院卿内侍 二巻 室町時代 16世紀 大阪市立美術館 【全期間展示】(ただし場面替えあり)
重要文化財《四季花鳥図屏風》 狩野宗秀 六曲一双のうち左隻 桃山時代 16世紀 大阪市立美術館 【展示期間:11/2〜11/13】
重要文化財《四季花鳥図屏風》 狩野宗秀 六曲一双のうち右隻 桃山時代 16世紀 大阪市立美術館 【展示期間:11/2〜11/13】
重要文化財《潮干狩図》 葛飾北斎 一幅 江戸時代 19世紀 大阪市立美術館 【展示期間:11/2〜11/13】
《橋姫蒔絵硯箱》 一合 江戸時代 18〜19世紀 大阪市立美術館 【全期間展示】
《獅子舞牙彫根付》 銘 八雅 一点 明治時代 19〜20世紀 大阪市立美術館【全期間展示】
《唐犬》 橋本関雪 二曲一隻 昭和11年(1936) 大阪市立美術館 【全期間展示】
《星》 北野恒富 一面 昭和14年(1939) 大阪市立美術館 【全期間展示】
《晩秋》 上村松園 一面 昭和18年(1943) 大阪市立美術館 【全期間展示】
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

大阪市立美術館は、東京・京都に次ぐ日本で三番目の公立美術館として、昭和11年(1936)に開館しました。長年にわたり築かれたコレクションは、日本・中国の絵画や書蹟、彫刻、工芸など8500件を超え、時代も紀元前から近代まで実に多彩です。とりわけ関西の財界人によるコレクションをまとめて収蔵する点に特徴があり、美術館の敷地も住友家から大阪市に本邸跡地が寄贈されました。

現在、美術館の建物は登録有形文化財(建造物)に指定されていますが、開館90周年(2026)を前に大規模な改修工事が行われることとなりました。そこで本展では、この長期休館を機に、各ジャンルから厳選された優品を紹介します。同館でもそろって展示されることが滅多にない名品を、館外で一堂にご覧いただける初めての展覧会です。

展覧会名「美(み)をつくし」は、大阪市章にもかたどられる「澪標(みおつくし)」になぞらえたものです。難波津(なにわづ)の航路の安全のために設けられた標識「澪標」のように、美の限りをつくしたコレクションの世界へ身をつくしてご案内します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月14日(水)~2022年11月13日(日)
  • ※作品保護のため、会期中展示替を行います
    ※会期は変更の場合があります。最新情報は美術館の公式サイトでご確認ください
会場 サントリー美術館 Google Map
住所 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※金・土および9月18日(日)・22日(木)、
    10月9日(日)、11月2日(水)は20:00まで開館
    ※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日 火曜日 
※ただし11月8日は18:00まで開館
観覧料 【当日券】
一般1,500円
大学・高校生 1.000円
中学生以下無料
【前売】
一般 1,300円
大学・高校生 800円
  • ※サントリー美術館受付、サントリー美術館公式オンラインチケット、ローソンチケット、セブンチケットにて取扱
    ※前売券の販売は展覧会開幕前日まで
    ※サントリー美術館受付での販売は開館日のみ
TEL03-3479-8600
URLhttps://www.suntory.co.jp/sma/

サントリー美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

サントリー美術館 サントリー美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

なかなか良かった

最終ギリギリで行って来ました。
思っていた以上に空いていてちょっとびっくり。
大阪市立美術館のリニューアルという事で名品が大集合しています。
あまり興味がなかった巻物の「新蔵人物語絵巻」「化物草子」「百鬼夜行絵巻」がとても面白かった。
所々にある「なにコレ ポイント」がとてもわかり易く、美術初心者に優しいと思った。
個人的には見たかった尾形光琳の図案集、橋本関雪「唐犬」、上村松園「晩秋」がとても美しく良かった。
中国美術、日本美術、近代工芸など魅力的な展示なのにも関わらず、空いていたのは本当に残念…。
どなたかがレビューで書いていた様に「美をつくし」のタイトルがピンとこない感じ。
もっと大阪市立美術館のコレクションを全面的に出した方が良かったのではと思ってしまいました。
大阪市立美術館は相方と初めて地方デートした場所なので、リニューアルしたら再び行ってみたい美術館です。

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uchikoさん、morinousagisanさん、さいさん

5.0

後期の展示もまた魅力的でした。

 《百鬼夜行絵巻》と《新蔵人物語絵巻》の展示替えが見たくて再び訪問したところ、葛飾北斎の肉筆《潮干狩図》[潮干狩りをする蜆商の親子か…蜆の量が大量過ぎて家族で食べる量には思えない…遠くに富士]や《蟹子復讐之図》[さるかに合戦の猿退治に向けて蟹が栗に饅頭を差し出す場面をハサミが見守り、岩の陰から見守る臼…の様子が描かれている](ともに撮影可能)もあり、かなり興奮した。
 そのほか、《邸内遊楽図屏風》では、屋外で風流踊り、蹴鞠、屋内で的矢、三味線と小鼓を伴った踊り、箏、将棋、トランプ、バックギャモン、カルタ、隣の別棟は湯殿…といった見応え抜群の見逃せない屏風絵も多く展示。
— — —
56 (伝)後柏原院卿内侍紀《新蔵人物語絵巻》室町時代16c
65《邸内遊楽図屏風》江戸時代17c:相応寺の屏風をもとに構想と。
85 原在中《百鬼夜行絵巻》江戸時代18-19c
90 上田公長/篠崎小竹賛《蟹子復讐之図》江戸時代19c、小菅長次郞氏寄贈
91 関蓑洲《象図屏風》慶応2年1866、倉田陽三氏寄贈
97 葛飾北斎《潮干狩図》江戸時代19c、中島小一郎氏寄贈
18 (伝)(銭選《品茶図》明時代15-6c、阿部コレクション:野外に茶通が集まり品評会を行う様子は明から清の時代に盛んに描かれていた。茶人に品格が必要という戒めを意味する主題か。

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ぷりんさん、さいさん

REPORT

関東ではなかなか出会えない作品たち。貴重な経験でした。

この展覧会は、改修工事のため長期休館する大阪市立美術館のコレクションの優品を、館外で初めて一堂に展示するものだそうで、東京で見られるのは本当においしいと言うか幸運かと思います。また、タイトルからしてサントリーの学芸員さんた…readmore

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morinousagisanさん、さいさん

5.0

大満足。

毎度のことながら、若干自信
がない為エデュケーターさんの鑑賞ガイドを聞いてからの鑑賞。どれって言われても全部良かったしなぁ~と思う位どれ見ても良かったのですが、光琳好き、かつ図案好きなので、光琳の図案集が置いてある辺りは「1ページしか見れないんかいい~(泣)」とかなり複雑なテンションになりました。「光琳の資料は大阪市立美術館の代表コレクション」だそうなので、もっとたくさん見たかったです。
上村松園の「晩秋」、お姉さんの眼力凄くて、写真撮る方の邪魔にならないようよけながら、しばらく「何を見ている目なんだろうか…?」と見入ってしまいました。
あと、今回特に根付を楽しみにしていたのですが、とてもバラエティに富んでて面白かったです。髑髏の根付ほしいな~♡
何故根付を楽しみにしていたかと言うと、ピーター・バラカンさんの「Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM」というラジオ番組で、9月16日のゲストとしてサントリー美術館主任学芸員の上野友愛さんが出演してこの企画についてがっつりお話されていたのです。10/16現在、番組のHPからポッドキャスト再生して聞くことができます。ただのバラカンさんのファンなので決して回し者ではありません(笑)。ご興味ある方は是非聞いてみて下さい。

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mocaさん、morinousagisanさん、micco3216さん

4.0

満足

大大阪の民間資本により築かれた美術コレクションの数々が大阪市立美術館に集結。そして、住友家の応援も。
思いの外絵画が少なかったけど、様々なものが出ており大満足。
今度大阪に行った時に天王寺とセットで行ってみよう。

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morinousagisanさん、さいさん、Toshinoさん

5.0

「サン美学芸員の なにコレ ポイント」が最高♪

ごめんなさい、大阪市立美術館、存在も知りませんでした(汗)
ですが、写真で紹介されていた建物もレトロで良い雰囲気、他の作品も見たい、で、リニューアルオープンしたら絶対に行こうと決意。

個人コレクターの寄贈、住友家の支援等で集められた収蔵品の中から、厳選された出品は多彩で、素敵な作品ばかりでした。

どの解説もわかりやすいのですが、半数くらいに「サン美学芸員の なにコレ ポイント」があり、ちょっとした話が紹介され、これがまた秀逸で最高でした。どんなに楽しい解説かは、ぜひ会場で。

マイベストスリー
・尾形光琳の燕子花図:金地に、緑のリズミカルな葉と青い花は、やっぱり素敵
・三彩印花 花文碗:繊細な模様と、きれいな釉薬が素敵な唐三彩
・橋本関雪の唐犬:ボルゾイのモフモフ感と、グレーハウンドの滑らかな毛皮?の対比が見事

根付は全て、絵画、仏像は数点が写真撮影可です。
ミュージアムショップは、本展限定のグッズも。紅葉を彩った落雁を購入。外箱は切り取って栞にできそうです。

展示替えがあるので、後期もいかないと!です。

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morinousagisanさん、Toshinoさん、micco3216さん

REPORT

大阪市美の収蔵品の、なんと運命的な集まり方なこと!

大阪市美の建替え期間中の所蔵品巡回展。
「仏教美術、中近世の日本美術、中国美術、日本近世工芸」の各ジャンル、150点近くの作品を展示。
これらの展示作品の素晴らしさに加え、コレクションの集まり方に「運命的なもの」を感じずにはいら…readmore

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morinousagisanさん、さいさん
  • VIEW819
  • THANKS2
  • BY moca

4.0

バラエティ豊か

週末の昼前に訪問。天気のせいもあるのかやや少なめの観覧者です。大阪市美の名品が数多く展示されています。最初は仏教美術で、精緻な仏具等の展示があり、屏風や巻物の展示が続きます。化物草子や百鬼夜行絵巻はユニークでした。3階は近代絵画があり、特に唐犬の絵は迫力がありました。最も興味深かったのは最後の根付コレクションです。精密な彫りや、面白い題材は何度見ても見飽きることがありません。舌切り雀や、寿老大黒などは必見でしょう。入れ替えが複数回あるようなので目的の美術品があるときをうまく狙うとよいでしょう。

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さいさん、Toshinoさん、morinousagisanさん

5.0

東日本で観る機会の少ない稀少なコレクションを堪能

コレクションの中から厳選、名品からゆるめで楽しい名品が選出され、おすすめ展です。仏教美術、絵巻の展示の中の脱力系作品はナニコレポイントキャプションが充実しており、楽しさ倍増。勿論、美術史的に貴重な名品も多数展示、尾形光琳絵画、デザインや関係文書は必見、凄かったのが近代日本画6作品、展覧会でメインビジュアルを飾れるレベルの力作ばかりです。近世工芸も見所多数の素敵な展覧会でした。前期に行きましたが、後期は古狩野の名品、宗秀の屏風に重文の北斎の肉筆も展示されます。

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さいさん、morinousagisanさん、シンディさん
  • 3
  • BY TK

4.0

もっと尽くして

なにコレ、良かったです。

大阪市立美術館コレクションを東京で鑑賞出来るのは嬉しい限りです。
仏教、中世、江戸、光琳資料、日本画、中国、工芸などダイジェスト的に楽しめました。
大阪市美は良い意味で雑多なごった煮コレクションなのでもっと色々観たいです。特に中国美術。
巡回展のようで展示替えは多数あるものの東京展には出品されない作品もあります。
一部写真撮影可能です。

もうひと押し、もう一声というのが正直なところですが
腹八分目にしておいて再開したら遊びに来てねという狙いかも知れません。

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fumiko773さん、morinousagisanさん、シンディさん、micco3216さん

5.0

珠玉のコレクション

まさに大阪の宝を一部ではあるものの見せてもらった。仏教コレクションに近代日本画、根付のコレクションなど幅広く展示されている。個人的には金泥の法華経は実は骨や魚の歯で磨きをかけていることに驚いた。
ごく一部の作品と根付の全ては撮影可能。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん

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重要文化財《四季花鳥図屏風》 狩野宗秀 六曲一双のうち右隻 桃山時代 16世紀 大阪市立美術館 【展示期間:11/2〜11/13】

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