この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
千葉市美術館のコレクションの「ふたつの柱」ともいえる、江戸絵画と現代美術をあわせた展示紹介です。
展示室では、現代美術、江戸絵画がそれぞれのセクションで紹介され、その後、風景をテーマにしたもの、モノクロームの作品、私たちを取り巻く日常を題材にとるものなど、いくつかのテーマに沿って、江戸絵画と現代美術が同じ空間で展示されます。
普段並ぶことの少ない作品同士の競演によって、時を経て大きく変化した美術のかたちを感じとりつつ、その中でなお変わらないものを考えたり、意外な共通点を見つけたりと、様々な切り口からコレクションを眺めます。
◆江戸絵画と現代美術、共通する「ものがたり」
江戸絵画と現代美術…時代は約200年も離れ、どちらのファンからも「江戸絵画って/現代美術って難しい!」と思われがちです。でも、本当に何の関係もないジャンルでしょうか?両ジャンルの作品を同じ空間に取り合わせることで、新たな魅力に出会います。
◆コレクションの「ふたつの柱」
タイトルの「ふたつの柱」は、所蔵作品の分野を指しています。千葉市美術館では「近世~近代の日本絵画と版画」「現代美術」「房総ゆかりの作家・作品」の3分野を基本方針として収集。これらコレクションの「3つの柱」から、江戸絵画と現代美術あわせて約150点が紹介されます。
◆「いつも」の作品も、「ひさしぶり」の作品も
千葉市美術館のコレクションは現在約9,000点。それだけの数がありますから、作品によって展示回数には違いがあります。昨今人気の伊藤若冲や曾我蕭白、葛飾北斎らの作品はほぼ毎年展示していますが、一方の現代美術では普段なかなか展示する機会の少ない作品も。展示が困難な作品や、海外の作家ではダン・グレアム、トーマス・ルフらの作品は約10年ぶりの展示となります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年6月1日(水)~2016年6月26日(日) |
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会場 | 千葉市美術館 Google Map |
住所 | 千葉県千葉市中央区中央3-10-8 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 | 6月6日(月) |
観覧料 | 一般 200円(160円) 大学生 150円(120円)
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TEL | 043-221-2311 |
URL | https://www.ccma-net.jp/ |
千葉市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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